≪今日のコペル先生独り言≫

昨日の続きです。

現代「只管打坐」講義(藤田一照)と

人体は流転する(ギャヴィン・フランクル)の

二つを読んで感じたことをまとめてみました。

医療は、いろいろな意味で死を遅らせる技術であるが、

自然治癒力を活性化させ、今ここを活きる力を自然に目覚めさせてくれる。

そして、原初に意識を向けさせて本来の自分に出会う

気づきをも患者・医者に与えてくれる。

生きていることは、終わりのない身体変容のただなかにいることだ。

人の内と外の境界は孔だらけだ。

からだは成長し回復しながら、適応し老化しながら変わっていく、

そして睡眠や記憶や学習によって、心も変わっていく。

医療を行うことは人間のわずらいを和らげ、

患者の助けとなるような変化をうまく活かしつつ、

苦しみとなる変化を遅らせることである。

そして、ヒトと自然は一体であることを体感させることが最終目的であるようだ?。

医療は東西を問わず、原点は同じであるようだ・・・

コペル先生より