「口をぱくぱく」すると超健康になるの本を読んで実践される方に読んで頂きたい体験談を前田さんがシェアしてくださいました。本当にありがたく思います。是非、読んでください。皆さんの身体の中で寝ているスイッチをONにして、「風転風楽」したくなると思います。風楽自然医療研究所
口ぱくぱくは楽しい!!

蒲田:前田かずき

『「口をぱくぱくする」と超健康になる』の著者・筒井重行歯学博士
にお会いして直接お話を伺おうと、大田区産業プラザのセミナーに出
向いた。
昼食の時間を入れ、お茶とお菓子をいただきながらの実技と講義は約
5時間に及んだが、筒井氏の明るい雰囲気と興味の尽きない話題で、時
間の経つのを忘れるほどだった。

口ぱくぱくの方法は、医学的な根拠に基づいており、誰でも、どこでも
簡単に出来て、しかも副作用がないのが良い。
重要なポイントは二つ。一つは、上下の歯が当たらないようにすること。
これは普段でも食事をしたり、特別に歯を食いしばる必要のある時以外は、
上下の歯が当たらないようにしていると、顔から首、肩に掛けて力が抜け
リラックス出来る。
昨夜も帰宅時の電車が人身事故で大混雑したが、いつもなら歯を食いしば
り、体を張ってぎゅうぎゅう詰の圧力に耐えるところだったが、ふと歯を
合わせないようにして見たら、リラックスして妙に力むこともなく、しか
も精神的にイライラしなかった。
もう一つは、口ぱくぱくのあとは、何も考えず体にすべてを任せ、瞑想の
ように静かにただ体からの声を聞く時間を持つこと。
ここでは、様々な思いや考えを手放し、自分から意識して何かを求めたり
期待したり、意図的に感じようとしたりせず、ただ体にすべてを委ね、体
が自然に発するサインに気づくようにする。日頃外側の世界に振り回され
ている自分が、内面に意識を向け、本来の自分に立ち返ったとき、恐らく
自然治癒力が発動されるのではなかろうか。

その効果なのか、今回驚くべきことが自分に起こりびっくりした。セミナ
ーの最後、畳の上に大の字に寝て、口を開けないままで口ぱくぱくをする
新手法の後、30分ほど静かに体を横たえていたが、突然離れたところで筒
井氏と参加者が話している会話の声がはっきり大きく聞こえてきて、うと
うとしていた意識が覚醒した。あとで聞くところによると、声の音量は最
初から全く変えていないとのことだった。実は私はこの数年間難聴気味で
補聴器を使うほどだったが、以来その必要もなく、今日現在もこの状態は
続いている。口ぱくぱくを初めて約1か月、毎日2回以上はやってきたが、
その積み重ねの結果なのか、一時的な現象なのか、それともほかに何か原
因があるのか、半信半疑ながら、この劇的変化がどうなるのかを、口ぱく
ぱくを楽しく続けながら見守って行きたいと思っている。
(写真は、筒井重行歯学博士とご一緒に。)