■顎関節 ニコニコさんからの質問


質問:前に顎関節が音がして口が開けにくくなったときに作った(歯軋り予防)マウスピースは直ってもしていたほうがいいのでしょうか?

回答:2010年6月11日田端定例会にて回答。

音がしていたということは、膝にある半月盤のようなものが、アゴの関節にも、小さい関節円板があります。それが、アゴの関節とうまく調和されていない。

その理由が2つあって、

◎関節内部の液体が少なくなっているか。

ぐっと噛締めて、関節円板がどこかに引っ張りだされているか。

関節円板を引っ張る筋肉が凝っていると位置が悪くなる。凝った理由が、精神的緊張が理由か、腰が歪んで、背骨がゆがんでとか、老化でとかの骨格的ゆがみで、筋肉が引っ張られ、お皿がずれているのであるならば、マウスピースをやめてよいかどうかは、その症状によります。

本来は、自然体になろうと復元する。リンパ球とかカリュウ白血球の数が正常であれば、要りませんといいたいところですが、そうはいきません。

骨格のバランスは、リンパ球とかカリュウ白血球の数ではもどりません。緊張も副交換神経が優位だとか、リンパ球を増やすのににんじんジュースを飲んだら良いということではありません。マウスピースを入れる、入れないかをきめるには、今は症状が安定して、関節円板の位置がもとに戻り筋の緊張もなく、精神も安定していて、腰がしっかり伸びているのであればいりません。他の原因からおきているのであれば、それを確認したうえで専門の先生に決めてもらいたい。



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