沙と一緒に通過する電車を、
見てるふうすけ。
大号泣のふうすけ。
もう暴れる。
私の腕の中から、
逃げよう逃げようとするふうすけを、
看護士さんと三人掛かりで、
押さえ付けて、
ようやくの診察。
鼻水が出るふうすけ。
幸い中耳炎ではなく。
吸引してもらって終了。
耳と鼻に機械が入ったのが、
ほんまにいややったみたい。
ずっと泣いて、
泣き止んだと思っても、
また思い出しては、
泣いてのループ。
泣くわ、
泣くわ、
大合唱。
吸引は明日もしてくれるって。
大変やけど、
鼻詰まって苦しそうなのは、
可哀相やから、
頑張って行こうね。