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さて、今日ご紹介する一枚は、
私が大好きなクラシックの名曲、
ドヴォルザーク/交響曲第9番ホ短調作品95『新世界より』
です。
私が持っているのは、ノイマン指揮による、チェコフィルハーモニーのCDです。
クラシックの名曲は、長い長い歴史があり、作曲家がこの世にはもういないことがほとんどです。
だから、残された楽譜から、指揮者それぞれが解釈し、指揮し、オーケストラが奏でる。
だから、指揮者やオーケストラにより、同じ曲も表情を変えます。
はじめてこの『新世界より』を生のオーケストラで聴いたのは、
N響でした。
衝撃的で、あまりのメロディの美しさと、懐かしさと、切なさと、勇ましさに、涙が止まらなかったのを覚えています。
何日過ぎても感動から覚めず、確かそのすぐ後のライブで、
とても有名な第二楽章の『遠き山に日は落ちて』をアカペラで歌いました。(畏れ多くも。)
その後、西本智実さん指揮のオーケストラも生で体感しました。
とにかく勇ましく、テンポが早く、すごくドキドキしたなぁ。
そしてススメられたのは、この、ノイマン指揮、チェコフィル演奏のこのCD。
厳かで、重厚で、ゆっくり、どっしり、繊細です。
クラシックは言葉がなく、
幾多の革命や、戦争、その中で残ってきた名曲たちは、
時代も、人種も、性別も、世代も、すべてを越えて、
みんなに本当に大切な共通の何かを秘めています。
壮大な音の世界にひたりながら、そんなことを考えながら聴くのが好きです。
うーん、言葉にするのは難しいなぁー。