東方神起★“ずっと繋がっている”新たな道を進む人へ東方神起が贈るメッセージソング【excite】 | fu-may×ユノ★東方神起萌え4★No Yoonho,No Life★

fu-may×ユノ★東方神起萌え4★No Yoonho,No Life★

アメブロ開始 Since 2009.09~
ユノだーいすき(∵)♥





ステキなインタビュー[みんな:01]


↓ソース
http://www.excite.co.jp/music/close_up/interview/1502_tohoshinki/


[2015年02月25日]
“ずっと繋がっている”。新たな道を進む人へ東方神起が贈るメッセージソング

インタビュー

東方神起


ことし日本デビュー10周年を迎える東方神起が、その記念シングルと銘打たれた『サクラミチ』をリリースする。現在開催中の自身2度目となる5大ドームツアーでもすでに披露されているこの曲は、タイトルにも入っている“桜”の美しさ、儚さをモチーフに、大切な人と別れて新たな道を進む人に贈るメッセージソングとなっている。春という別れと出会いが交差するこの季節にぴったりな柔らかくも力強さを感じるメロディを、ユンホとチャンミンが、ときに切なく、ときに温かく歌い上げる。二人の歌唱力はもちろんのこと、日本語の歌をここまで感情豊かに表現できるようになった、東方神起の10年の月日も感じられる1曲だ。今回は、今作でのエピソードから、現在絶賛開催中のツアー、そして10年間の思いまで、たっぷりと二人に語ってもらった。

Excite:2月25日に発売となるニュー・シングル『サクラミチ』ですが、お二人は最初に聴いたとき、どんな印象を持たれましたか?

ユンホ:温かみのある卒業ソングだと思いました。時期的にも卒業シーズンですし、そのあとの新学期、就職などいろんな場面にぴったりだなと。

チャンミン:メロディがキレイで、歌詞の内容も温かみがあって。この歌詞だったら、歌うときに感情が込めやすいんじゃないかな?と思いました。

Excite:サウンドや曲調に関して、感じたことはありますか?

ユンホ:最初は静かな雰囲気で始まって、1サビが終わったところでリズムが入って来るんですけど、こういう新しい感じの曲が欲しかったんですよね。東方神起は最近、派手な感じの曲が多かったから。ちょうどいい時期に来たなと思いました。

チャンミン:サビのあとに、歌詞として書かれてはいないんですけど、“WOW”って声が入ってるじゃないですか? そこが、僕の頭の中では、春、桜が咲いて来ている、そういうイメージが湧きました。

Excite:歌うときはどんな光景をイメージしていたのでしょうか?

チャンミン:一人で目黒川沿いを散歩しながら、「ここでビールを飲みたいな」と思った、そんなことを思い出しながら歌いました(笑)。

ユンホ:この曲は、僕自身にとっても意味がある曲だと思っていて。さっきチャンミンが話した“WOW”のところも、僕はちょっと解釈が違うんです。これまでいろんなことがあったんだけど、そういうことを癒すために歌っているんじゃないかなって。

Excite:レコーディングの際に苦労した部分などはありましたか?

ユンホ:僕がちょっと難しいなと感じたのが、音程的にはそんなに歌いやすいキーではないのに、流れ的に気持ちよく歌わなくちゃいけないところとか、歌詞がとても良い内容だから、それをちゃんと伝えなくちゃいけないんだけど、リズムも早いところとか。そこは注意しながら歌いましたね。

チャンミン:正直に言っていいですか? 僕はすごく順調でした(笑)。特に苦労したというところも無く、感情を込めて、歌に集中出来ました。(歌詞の)旅立ちというテーマも、ある意味、自分はでも納得してるというか。そういうところも少しあるので、普段より感情が込めやすかったですね。ラブソングよりは込めやすかったです。ラブソングは感情作りが難しです。

Excite:歌っていて、特に感情が昂ぶったポイントはありましたか?

ユンホ:<ずっと繋がっている>。ここは、この曲を代表するフレーズじゃないかなと思うし、僕自身、好きなフレーズですね。

チャンミン:<きっと大丈夫 ずっと繋がっている>のところは、歌詞の一部ではありますけど、この曲を聴いてくれるファンの皆さんに、僕たちが一番に伝えたいメッセージだと思うので。

Excite:後半のボーカルもとてもエモーショナルで良かったです。

ユンホ:感情的にはすごく素直に歌えましたね。でも、さっきも少し言いましたけど、この曲はチャンミンが歌いやすいキーで、逆に、僕にとっては少し高いキーなんですよ。だから、強く感情を込めて歌ったり、逆に優しく歌ったり、そういうのが少し難しかったんですね。でも、最終的にはそこも良くなって、今、ライヴでも頑張ってます(笑)。

Excite:この曲を通して、改めて、ファンに伝えたいメッセージはありますか?

チャンミン:この曲がリリースされる季節って春じゃないですか。先程も言いましたけど、いろんな別れと、そして、新たな出会いがある時期ですよね。そこには、不安や心配、寂しさもあるかも知れないけど、また新たなスタートラインに立てるということでもありますから。東方神起はいつもファンの皆さんの隣にずっと居てあげたいんですけど、それが現実的には出来ないというのもありますよね。それで、「離れていてもこの曲で、そして、心で繋がっているから大丈夫です。心配いらないので、今までみたいに変わらずに歩いて行きましょう」っていう。そういうメッセージを伝えたいと思いました。

ユンホ:僕ら二人も含めて、いろんな方々が、それぞれの状況に思い当てて聴いて欲しいですね。もしかしたら、この曲を聴いてより寂しくなってしまう方もいるかも知れないんですけど、そういう方にも希望を伝えたいなって思ってるから。

Excite:そうですね。

ユンホ:(突然、チャンミンに)卒業したいことある? 自分の人生で。(一瞬、考えて)いきなり僕、ライターさんみたいなことを(笑)。

Excite:そういう質問が一番面白いです(笑)。

ユンホ:(チャンミンがジェスチャーで、ユンホが先に応えるように促す)僕? 僕は20代も終わりっていうこともあって、いろんな気持ちがあるんですけど…今の自分のキャラを卒業したいなと。周りのスタッフに聞いてみると、真面目だったり、優しかったり、いろんな部分があるみたいなんだけど、それを越えて、もっと自分に素直になりたいなって。

チャンミン:僕は、敢えて言えば、皿洗いと掃除は卒業したいですね。辛いです。

Excite:(笑)。ミュージック・ビデオのお話もお聞きしたいのですが、撮影で印象に残ってることはありますか?

ユンホ:やっぱり桜ですね。撮影のために桜の木をスタジオに持って来たので。あと、電車のシーンは本物ではなくセットだったんで、撮影してるときは「これ、ちょっと寂しいんじゃないの?」って、僕は思っていたんですよ。でも、仕上がったのを観たらいい感じになっていて。それにびっくりしましたね。

チャンミン:桜の木を見て、今年の春にもまた、静かにこっそり目黒川を一人で散歩したいなと思いました。

Excite:桜は本物だったんですか?

チャンミン:本物では無かったです。

ユンホ:僕は本物だと思っていて、写真も撮って「いや~本物だ!」って喜んでいたのに、騙されたんだよね(笑)。木は本物なんだけど、花は造花だったんですね。まあ、木は本物だったということで、完全には騙されませんでした。良かった(笑)。

Excite:古めかしタイプの向かい合って座る電車でしたけど、ああいうものに実際に乗った経験はありますか?

ユンホ:僕はありますよ。デビューしたあとも、一人旅に行ったときにわざわざ調べて乗りました。新しいアルバムの作業に入る前だったから、2年前かな? そのときに乗りました。

チャンミン:(あの電車は)雰囲気が良かったですよね? 僕らはことしデビュー10周年を迎えているんですけど、これからもまた新たな旅をしに行く、そういう二人を表現してみたかったんですね。

Excite:お二人が春を感じる瞬間はどんなときですか?

チャンミン:花粉症ですね。間違い無く(笑)。昔は無かったんですけど、日本に来てから徐々に、毎年毎年、ひどくなって来て。今年はまだ春にもなってないからか、わりと大丈夫なんですけど、僕にとっては辛い季節です。

ユンホ:僕は新学期ですね。卒業して、新しい仕事とか、新しい学校に入ると「春が来たな」って思います。また、新しい気持ちで頑張ろうって。

Excite:先ほどお話にもありましたが、「サクラミチ」はすでに現在開催中の5大ドームツアー【東方神起 LIVE TOUR 2015 ~WITH~】で披露されてるんですよね。

ユンホ:最初、皆さんの反応が静かだったから、「これどうしよう?」って思ったんですけど(笑)、新曲だったのでちゃんと聴こうとしてくださってたんですね。それに、皆さんが自分なりに何かを考えながら聴いてくださってる姿も見えて。そのおかげで、「これは、いい曲だ」って自分に確信が持てました。

チャンミン:集中して聴いてくださってる方々の姿が見えて嬉しいですね。あと、個人的には、そのときのステージの演出がすごくキレイで好きです。正直、会場でここまでこの曲のイメージを表現してくれるとは思っていなかったので、(演出の)SAMさんにはとても感謝してます。

Excite:ツアーが始まっていくつか公演を終えましたが、現在はどんな感じですか?

ユンホ:今回のセットリストは個人的に今までの中で一番いいんじゃないかな?って思ってます。新たな演出もあったりしますし、結構長い時間の公演なんですけど、時間があっという間に過ぎちゃうんです。いつも「もうエンディング?」っていう感じなので、すごいなって思ってます。

チャンミン:ドームなのでやっぱり会場が広いですよね。だから、ホールとかアリーナと比べると、二人の歌声が届かなかったり、環境的なところでお客さんに伝えるのが難しいところがあるんです。でも、今回はユンホも言いましたけど、僕もセットリストがすごく気に入っていて。ドームだから聴きづらいっていうのはあるかも知れないけど、出来る限り二人の感情を一生懸命込めて、伝えたいなって思ってやってます。頑張りたいです。

Excite:今回、自身2度目の5大ドームツアーでもありますが、何かこだわっている点はありますか?

ユンホ:東方神起のツアーは毎回、みんなが楽しめるっていうのがあるんですけど、今回のツアーはそれを越えて、皆さんに感動をあげたいと思って、自分なりに欲張ってやってます。最後の曲を歌うとき、ファンの皆さんが泣いてる姿が見えたりするんですね。そうすると、僕もグッと来るんです。普段はなかなか泣かないタイプなんですけど(笑)。それで、今回のツアーは、観終わった皆さんが感動を受け取って、そして、また自分の人生を生きて行ってくれたら嬉しいなって。そんなツアーになって欲しいですね。

チャンミン:毎回毎回、そうしようと思っていたことなんですけど、さらに思っているのが、ライヴを自分のものにするというか、もっと自分から楽しみたいなということで。それは、ただテンションを上げて楽しくやりたいというわけではなくて、例えば、バラードの曲だったら、その音程、リズム、一つひとつをきちんと伝えるというか。何一つ適当にすることなく、一個一個に自分のすべてを込めながら伝えたいという気持ちで、歌ったり、踊ったりしてます。ときには、音響とか、システム的なところでストレスを受けたりもするんですけど、そんな中でも楽しもうと。それを意識しながらやってますね。

Excite:ここまで終わった公演の中で、印象的なエピソードはありましたか?

ユンホ:今回、初日が僕の誕生日だったんですね。それで、ファンの皆さんとスタッフさんからステージ上で誕生日を祝ってもらえたのが嬉しかったですね。あの日、本当にそれまで僕におめでとうとか、誰も言ってくれなかったんですよ。もちろんチャンミンも。いつもサプライズと言っても、リハーサルのときにわかっていたりしたんですが、今回はそれも無くて。本当に何も無いんだな、寂しいなって思ってたので。僕、その日の0時になったとき、一人で部屋でラーメンを食べてましたからね(笑)。でも、それも全部ステージの上でやってもらえたのでさらに嬉しかったです。チャンミンが顔面にケーキを付けて来て。

チャンミン:本当は、もうちょっと思いっきり塗りたかったんですけど、次の曲がちゃんと歌わなくちゃいけない曲だったので、それが出来なかったんです。

Excite:(笑)。では、チャンミンさんが思い出に残ってることは?

チャンミン:今まででだと札幌ですね。ちょうどライヴの日に、その前日からものすごく雪が降ってしまって。ライヴを観に来られなかったお客さんもかなりいたらしくって、実際にSAMさんも飛行機の状況で予定通りには来れなかったり。それで、お客さんもスタッフもすごく苦労した雪だったんですけど、僕はその雪がすごくキレイだなって(笑)。

ユンホ:えっ? (苦労とキレイ)どっち?(笑)

チャンミン:雪は苦労だったんですけど、いつ見てもキレイだなと(笑)。

ユンホ:(笑)。それでも運が良かったんですよ。結局、SAMさんも1曲目をやる直前に到着出来てギリギリ間に合ったし、前日、雪でお客さんが来れない可能性があるって聞いたときは、もっと席が空いてるかな?って思ったけど、思った以上にたくさんのお客さんが来てくださったし。だから、運が良かったんだなって。

Excite:そのツアーのファイナルは4月2日の東京ドームです。その日はどんなライヴをみせたいと思っていますか?

ユンホ:僕は、どんなライヴになるかな?っていうのは、ステージに立つ直前に考えるから、事前にどんなライヴになるかなっていうのは考えたりしないですね。でも、ツアーを通して、演出面とか、いろいろ慣れて来る部分はあると思うので、自身満々でやれるんじゃないかなと思います。そこで、全部爆発すると思いますよ。どの場所に行ってもそうなんですけど、死ぬ寸前まで頑張るのが最終日ですよ。東京ドームは2月と4月と時期を空けてあるので、またその間に素晴らしくなるとも思うから、2月に来た方も4月にまた来て欲しいですね。ベストな姿をみんなに見せたいですね。

チャンミン:これまで何回かドームでライヴやイベントをやったんですけど、ライヴの途中で客席を見て楽しむことが出来ていなかったんです。それが、今年は、いきなりだったんですけど、ライヴの途中にお客さんをはっきり見ることが出来て。声援を送ってくれる何万人、そして、持っているペンライトだったりが見えたのは、個人的に初めての経験だったんですね。これまでそこまでの余裕が無かったとは言えないんですけど、こんなにじっくりと「わぁ~ すごくキレイだな」って感じることが、今年、やっと出来るようになって。お客さんのパワーを、愛を、応援を、もっと楽しみながら、その愛に恩返しをしたいなと思いながら、一生懸命、頑張ると思いますね。

Excite:また、お二人はことしで日本でデビュー10周年を迎えられました。今の率直な気持ちを教えてください。

チャンミン:正直に言うと、10周年って振り返ってみるとたくさんの時間が過ぎたんだなとは思うんですけど、そこまでの特別な意味は感じていないんですね。今までも一年、一年を大切に過ごして来て、その中の一年だなと。だけど、その“10”という、数字が二桁になったことは、目新しいなって。日本は僕たち二人にとってはホームみたいなところなんですけど、海外ではありますよね。そうやって海外で今のようにたくさん愛されてきたという証の数字なので、それはすごく有難いなって思っています。

ユンホ:すごいことだと思いますね。僕、10年前は成人にもなってなかったですから。10周年ってことは、成人になってからずっとこの仕事を続けて来られているということだし、10年間、こんなにいろんな方に愛してもらえるって、なかなか無いことじゃないですか? でも、それは東方神起だけがたくさん頑張ったからじゃなくて、皆さんが一緒に過ごしてくれたからこそ出来たことだし。ファンの皆さんが一緒に、この東方神起というものを大事にして、頑張ってくださったので出来たんじゃないかと思ってます。

Excite:この10年で一番思い出に残っていることは何ですか?

チャンミン:日産スタジアムでのライヴです。そこまでの…7万人を超える方々に来てもらえる力を持っている、「そういう人だったっけ?」って、自分自身に驚いたんです。「こんなにたくさんの人に愛されて、こんなに影響を与えられるようにな人なのかな?今の俺って」って。それは忘れられないですね。

Excite:特に覚えているシーンはありますか?

チャンミン:盛り上がる曲とかリズムのある曲で、みんなで手を振ったりジャンプをしたりしたと思うんですけど。僕の周りにいる友達が10人集まったら、友達だとしても10人いたら何かで一つになるって難しいじゃないですか? なのに7万人を超える人が…もちろん僕たち二人を応援してくれている方々ではあるんですけど、直接的な関係が無くても、そうやって曲で、ライヴで繋がって、一つの風景を作れるっていうのは、本当にすごいことだなって思いましたね。

Excite:ユンホさんはどんなことがこの10年で一番思い出に残っていますか?

ユンホ:もちろん日産スタジアムのライヴもすごかったんだけど、僕は、今、この10周年を迎えている今が、一番印象に残るんじゃないかなって思っています。小さな場所から、日産スタジアムまで、全部僕にとっては大事なことで、それがあってことし10周年を迎えられてるから。日本に初めて来たときから今まで、自分としてはあんまり変わってない気がするんだけど、小さい場所から始めて、今、こんなに東方神起のことを好きになって、興味を持ってくださる方がいらっしゃる。これまでの一つひとつが僕にとっては良いことだったと思っていて、それが全部集まって10周年を迎えられているから、今が一番記憶に残るんじゃないかなって思っています。

Excite:では、お互いの歌やダンスで、この10年でここが成長したなって思うところはありますか?

ユンホ:チャンミンはいろいろ変化しましたね。ボーカルとしては昔より素直に歌っている気がしていて、僕はそこがもっと好きになりました。前は、上手く歌うことに集中し過ぎていて、感情が込めきれないこともあったようにも思うんですけど、今は、それがすごく上手くなった。それにはびっくりしたし、そこが出来るようになると、踊りにも余裕が出来て。本当に踊りはとても上手くなりましたね。チャンミンらしい、ボーカルとダンスが今は出来ているんじゃないかと思います。

チャンミン:最初から、今まで、そしてこれから。僕は、ユノのダンスに対しては何も言えないです(笑)。最初から上手かったので、僕の口からユノのダンスについて評価は出来ないですね。

Excite:(笑)。では、ボーカルは?

チャンミン:ボーカルも言えないです(笑)。でも、確かなのは、繊細な表現の部分が変わって来たというか。昔は、ユノの性格そのままに、男らしいというか、真っ直ぐな表現が少し多かったんですけど、最近は繊細な表現がさらに上手くなって。そういうところは感じますね。

Excite:ステージでもライヴでも、10年やって来た経験が活きてるなって感じるのはどんなときですか?

チャンミン:裏声が出てもあんまり驚かないです。

ユンホ:そう! 僕、今回も初日に裏声がちょっと出たんだけど、「あっ」って(笑)。今でもそれは悔しいことではあるんだけど、新人のときは、そんなことがあったらそこからテンションが下がってしまってそのままライヴが終わってしまったところを、今は、「それもライヴの魅力でしょう?」って思えるようになって。次の曲で逆転すればいい。そういう余裕が出て来ましたね。

チャンミン:そういうミスがあったら、昔は、そのあとから悔しくてライヴに集中出来無くなって、表情にも出てしまったり。そんなこともあったんだけど、今は、10年やってたらこういうこともあるんだ、ミスがあってもこれが初めてのことではないしって。そのぐらいの余裕が出て来たと思います。

Excite:では、今後の夢や目標はありますか?

ユンホ:昔から言っている、長くステージに立っていたいという想いは一緒なんですけど、一つ言えるなら、もう一度、日産スタジアムでライヴをやってみたいですね。なぜかと言うと、前回は最初だったし、運とかもあったと思うんですよ。それが、運だけじゃないんだってことを、確認したいんです。もう一度日産スタジアムで皆さんに会って、東方神起が頑張って、そして、皆さんが守ってくれて、ここまで来れましたと言いたいですね。

チャンミン:僕は今よりもちょっとでもたくさんの方々とライヴが出来るようになりたい、というのが、目の前にある夢ですかね。例えば、地方だと1日しかライヴが出来なかったところが、2日間、3日間と出来るようになったり。今回、札幌も1日だったけど、2日出来るようになったら、ライヴも楽しめて、味噌ラーメンも食べに行けると思うので(笑)。

Excite:10年間応援してくれた、日本のファンに対する印象どうですか?

チャンミン:韓国でも、海外から来たアーティストのライヴを観たり、音楽を聴いたりすることはあるけど、なかなかここまで他国の人を末永く応援するって難しいことだと思うんですね。10周年を迎えられるなんて、本当に。だから、日本のファンの皆さんには、ただ感謝してるって、一言で言うのが悔しいくらい、心から有難いと思っています。

ユンホ:僕は印象が段々と変わって行っていて。最初は、慣れてないってこともあって、日本のファンの皆さんのじっくり音楽を聴いてくれる反応が、ちょっと寂しく感じることもあったりしたんですよ。でも、徐々にここだけでしか感じられないことが増えて来て、今は、仲間のように感じています。確かに、プライベートで会うことは無いかも知れないですけど、ライヴをやっているときは、お互いに何をやっても反応し合えるじゃないですか? 共感できるし。これは本当にすごいなって思っていて。そういうのは、逆に日本から韓国に伝わって行って、東方神起スタイルになれた。ファン同士がお互いに連絡を取ったり、東方神起は特別だなって。それを作ってくれたのが、日本のファンだと思ってます。

Excite:では、最後に、そんなファンの方へメッセージをお願いします。

ユンホ:まずは、本当に10年間、愛してくださってありがとうございます。もちろん、僕は最初からリーダーとして、責任感は持ってたんだけど、最近、その責任感をさらにライヴ、ステージの上で感じています。ライヴでは毎回、ボケを担当して、ふざけたり、バカみたいなこともやるんだけど、実際の性格はそうではないです(笑)。昔のインタビューで、僕は、ステージの上で死んでも良いですって言ったことがあるんですけど、そういう風に思えたのが、皆さんが笑ったりしてくれたりするからで。そうやってこれからもずっと続けて行きたいです。今回のライヴは、僕にっとっても意味があるライヴだと思ってるから、いいユノを見せるのが特技だし(笑)、ライヴを観に来て欲しいです。

チャンミン:ライヴに来てくれる方は、楽しんでくださいっていうのと、そこでもらった元気とかエネルギーで、今年の春、誰よりも、楽しく、元気よく、過ごして欲しいです。それから、「サクラミチ」もたくさん聴いてください。そして、花粉症にも気をつけてください(笑)。