幼き頃から親の愛情をしらなかった
引っ越し引っ越しで
保育園とか友達ができなかった
人見知りばかりしてた

小学校でも 親がいないから
育ちがわるいと
周りの親に言われ
友達ができなかった

孤独だった

いえに帰れば アル中の祖父に
アルツハイマーの祖母

毎日孤独に襲われた
料理が作れない 祖父と祖母の間で
私の食事は
インスタントラーメンだった
何年も続いて
自分で作るようになった

中学では、身体も女になり
身体を必要とする男に依存した
それでしか自分を表現できなかった

高校に入り
髪を金にそめ 口紅は青や紫
レディースに入り
目立つことをしてた

私とゆう存在を 誰でもいいから
ここにいると 認めて欲しかった

相変わらず 男に執着、依存する
祖母が山で遭難、未だに死体は
上がらない
どうだってよかった

いつしか本当の愛とか
愛される幸せや愛する幸せに
気づいた

まともになろうと思った

彼氏が死んだ

それでも時がすぎれば
また誰かを愛し依存し
孤独から避け逃げた

今も ピイと離れられず
鬱病かかえながらも
多分 孤独は嫌だと
どこかで思っているのだろう

孤独は嫌だ
必要とされない苦しみは
想像を遥かに超えるレベル


孫市は 結局
孤独からは逃れられない

ただ裏切られるまえに
裏切る側に回るだけ

それ以外 悲しみを回避する
手段が 見つからない