お風呂に入るのも苦痛だった。
ドアが折戸で手の指に力がないから、押して開けるのは何とかなっても、引っ張って閉めるのは至難の業で、めいいっぱい体中の力を集めても、お風呂の換気扇が付いてると、閉められないこともあった。
そんな時は一旦、換気扇を止めて、両手で力一杯引っ張って閉めて、また換気扇を付ける。

それでもまだあとほんのちょっとは力が出せるかも・・・とか無謀なことを考えていた。

やっと今日5ヶ月半も待って、お風呂のドアが開き戸になった。
見た目ではそんなに楽になるって思ってなくて、でもハンドルレバーを押してみたら、ホントに力が要らなくて、簡単に開いた。
こんなに楽になるってビックリ。
今までどれだけの力を入れて頑張ってたんだろうって思ってしまった。

折戸も中途半端にちゃんと閉まってなかったし、そのくせ開けにくかった。

こんなに楽になるなら、もっと早く気づけばよかったのに。
お風呂に入る負担は減った。
かなり嬉しい。

後は部屋とかのドアノブをレバー式に変えてもらうのと、階段に手すりをつけてもらう。
これは2週間後って・・・。
部屋のドアノブを回すって、元気な人には何でもないと思うけど、私にはこれまた回すという動作が難しくなってて、ドアを開けて部屋から出るのも、元気な人のように、なんでもなくスって回して開けるってムリ。

日常生活の中に不便なことが沢山ある。だけど見た目的に「どこが悪いの?元気じゃん!」って思われるから、その不自由さが理解してもらえないことは結構多い。
出来ないことがたくさん増えた。むしろ出来ないことのほうが多い。
それでも1時間でやれることを3時間かければ出来ないこともないから、ついついやってしまうけど、その頑張らなきゃ出来ないことって出来てることにならないよ!って言い聞かせて、難しいことは人様を頼ることにした。

まだ3/4は自分でやっちゃうけど、ここは日々これ学びと思ってボチボチと。

お風呂から出て、手の指に少し負担がかかってないことを自覚した。
【気をつける】ことが何を指してるのか分からなくなることもあるけど、ホントに日常生活アチコチ気をつけて生活しないとなぁと思う。

そして3週間前に押入れに登って片付けてたら、膝の下をぶつけて怪我して、ずーっとハイドロコイド貼ってたんだけど、やっと外せた。長かった〜。
ステロイド飲んでると傷の治りに時間がかかるから仕方ないんだけど。

じゃっ!おやすみなさ~い。