七夕がくると同時に・・・よっさんの命日もやってくる。
絶対に忘れない日・・・
そして、あれからもう28回目の命日が来る。
27年間・・・数字だけ見れば恐ろしく長い月日なのだけど、感覚的にはアッという間の27年間だった。
27年前のわたしは、27年後の今、まさかこんな病を抱えて過ごしているなんて考えてもいなかった。
そう言えば27年前の今日も、とても暑い日だった。
太陽がさんさんと降り注いでいたのに、私は気温を肌で感じ取れないくらい、感情全てがなくなってしまったような時間を過ごした。
もし28年前の、よっさんの闘病していた頃に戻れたら、そして、今のこの病との戦いを記憶したまま戻ることが出来たなら、きっと・・・よっさんとの向き合い方も違っていただろうなぁと思う。
思ったところで、今が変わるわけではないし、過ぎた時間は取り戻すことも、巻き戻すことも出来ないのだから、考えても仕方ないのだけど・・・
きっと今の私を見たら、よっさんは言いたいことが沢山あるだろうなぁって思う。
わたしが「今」を歩いていけるのは、よっさんとの100年後の約束があるから・・・。
そして次の世界で再会できたとき、「がんばって生き抜いたよ」って笑顔で話せるように・・・だから今を歩くとができている。
難しいことはたくさんあっても、なんとなく切り抜けて来られているのも、よっさんが見守ってくれているからかなって。
次の世界での再会は絶対にあるって思いたい。
よっさんが今住む世界で幸せでありますように!