またしても始まった断捨離。


今日の断捨離は大がかりなものではなく、単にクローゼットを整理整頓していて【ん?要らんかも】で出来上がったゴミ袋。


でも、たぶん要らないものはまだまだある。


なんだろうなぁ????


ついつい

【これ使うかも!】

【着てないけど着るかも】

【可愛いから置いておこう】

ぜったいに使わないし着ないし邪魔になる(笑)。

分かっていても捨てられない。


今、いちばん悩んでいるのがセーターセーター

最近、セーターの必要性を感じなくなってしまった。

膨れるし、上に羽織るものがないし、そんなに暖かくなかったり・・・

普段にも着ないし、お出かけにも着ない。

じゃいつ着るの???って感じで、いつか着るかも?のまま、そーっと元に戻す(笑)


たぶん要らない。


でも絶対に捨てられないセーターがひとつだけある。


もうどのくらい?
30年?40年?
大切にしているセーター。

母が編んでくれたセーター。

もし母が生きていたら、もしかしたら捨てていたかも知れない。
でも母が居なくなって、母が編んでくれたセーターは宝物。



このセーターには思い出が沢山ある。

母は編み物が得意で、小さい頃はセーターは全部、母の手編みだったり、編み機で編んでくれたものだった。
セーターを買った記憶はない。

そのセーターに、刺繍の本から自分で選んだ図柄を母が刺繍してくれて、世界にひとつしかないセーターをいつも着ていた。

母はどんな図柄でもキャラクターでも刺繍してくれて、その時は当たり前に思っていたし、母に出来ない刺繍はないって思っていたけど、母はたぶん娘のために悪戦苦闘しながら作ってくれてたんだろうなぁって今なら思う。


母の愛情を今更ながら感じる。

あの頃はそんな風に思えなかったけど・・・


父と母から生まれて良かった。

心配ばっかりかけてしまったけど。


会いたいなぁ・・・


父にも会えてない。

去年、父が入院したとき以来、会えてない。


父には私が分からないかも知れない。

でも去年、退院するときに会ったとき、父は私が娘だと分かっていたから、頑なに目を開けなかった。

娘の顔を見てしまったら、自分の中の決意が揺らぐ・・・認知症でもそう思っていることは感じた。


父にとっても私はかけがえのない宝物。


最近・・・涙もろい。

すぐに涙が流れる。


そして・・・思うことがたくさんある。