今日・・・ふと思ったことがある。

今日までそれを自覚していなかったのか?!たまたま【今】気づいただけなのか?


 

わたしはいつか・・・この痛みが無くなると思っていた・・・

・・・ということ。





  治せないことは分かってる

難病なんだから、治せないことなんて分かってる。

だけど、治療によって、この痛みはもっともっと減らせるんだと思っていた。


この呼吸の辛さも軽くなると思っていた。


治せないけど、進行を抑えながら、もっと状態を良くして、安定して過ごせるんだと思いたかった。


だけど、この数ヶ月の呼吸の辛さから、治せないことをイヤでも感じている上に、痛みもつらさも1年前の方が大きかったのに、【もう!無理】って思うことが多くなって、体もしんどい、心もしんどい・・・になってる。



  当たり前になり始めたこと

怖いことに呼吸の辛さは、この先の日々が当たり前ではないことを教えてくれる。

その【当たり前ではない】ということが当たり前になり始めた。


いつまで働けるのか?

いつまで元気に動けるのか?


1年後、今と変わらずの状態でもいいから働いている・・という自分の姿が思い浮かばない。

2年先、3年先・・・は、もっと考えられない。


半年後、2ヶ月後の自分すら、生きているのかどうかすら正直わからん!って思うくらいの呼吸の辛さを感じている。


それでも、きっとまだまだ大したことはないのだろうけど・・・


ただただ1日1日、無事に過ごせたら良しとしないと、そしてその1日1日を積み重ねていくことしかできないことを、ヒシヒシと感じた1日。


今たぶん気持ち的に大きな転換期なんだと思う。


明日も明後日も、元気でいることではなく、1日が何事もなく過ごせたら、それで良しだと思うしかないと・・・なのに、治せない→痛みを取り去ることは無理って言うことを受け入れることすら出来ずにいる・・・


きっと本当は怖いんだろうと思う。


未来を描けないという怖さの中に日々が埋もれていく・・・という現実をある日突然感じなければならなかったことに地味にショックを受けている