今日は大切な友だち[ゆきちゃん]♂の命日
もうあれからどのくらい経つのだろう
・・・毎年思っているけれど
もう9年くらいになるのかなぁ???
あの日の衝撃は忘れられない
もしかして悪い病気なんじゃないか?
そんなことも頭を横切りながら
聞いたりもしたけど笑い飛ばしながら
「そうなんよ!がんなんよ」って言われ
あまりに簡単に軽く言うから
ついついまた悪い冗談だと返してしまった
あの時のことは後悔していることのひとつかもしれない
もし・・・あの時・・・その言葉をもっと重く受け止めていたら
あの時・・・気づくことが出来たら
今は変わっていなくても
もっと違う関わり方で
もっと想いを吐き出せる相手になれたのかもしれないと・・・
そう思うことで自分を納得させたいのかもしれないと・・・
今もし生きていてくれたら
わたしは難病になってからの辛い経験をきっと弱音で吐いていただろうと思う
そして受け止めてくれただろうと思う
頼ったり甘えたりしていたかもしれない
私が難病になって強い痛みと闘ってこられたのも
思ってもいなかった医療ドラマを超えるような出来事にあっても「いま」があるのは
よっさんと・・・ゆきちゃんのおかげ
2人のあの壮絶な日々を知ることなく
見ることなく過ごしていたら
この2年半は生きていけなかったかもしれないと思う
2人とも激しい痛みと闘い
命の終わりを常に意識しながら
それでも笑って過ごしていた
その強さを私は真似できないとずっと思ってきた
だからこそ
この2年半・・・2人の闘病してきた姿から学び支えられてきた
この暑い中
あの日も・・・こんな暑さの中
ゆきちゃんの訃報を聞いた
突然に・・・
そしてその瞬間に涙があふれた
色んな想いがやってきた
あの日
今でも忘れられないあの日・・・
あれからずいぶん経ったけれど
ゆきちゃんは今住む世界で幸せなのかなぁ
幸せであって欲しいなと思う
私もこんな風に
誰かにそっと思い出して貰えるかな?
忘れないでいること
それが・・・私に出来ること
私も誰かにそうしてもらいたいと思っているから