そうして始まった病としての闘いとは別の医療従事者との闘い

ただでさえ体の状態が悪い中でのこの状況は

それだけで病状を悪化させているのだろうと思うこともあった

 

気持ちで治した・・・という前に

あなたが私の気持ちを追い込んでいる

 

「分かってもらえない」という想いがどんどん膨らんでいく

 

あの不妊治療で感じてきた想い

医療従事者の人たちに対して感じてきた想いを

私はここでも繰り返し思い起こす経験をすることになった

 

わたしと対峙することなく

裏で治療を決定している部長に対する不信感はどんどん大きくなっていった

 

本当は気づいていた

この状況の中で治療がうまくいくはずなどないこと・・・

信頼関係が築けていないのに治療が良い方向に向かうはずがないこと

 

でも少なくとも・・・膠原病センターの主治医とは信頼関係を築いてきたと思いたかった

ちゃんと医師と患者として信頼関係を築いていたと思っていた

 

だけど・・・そうではなかった・・・と思える事件が起きた