不妊治療をしていた時
転院直前に受けたカウンセリングで信頼していた医療スタッフの方からかけられた言葉で人間不信に陥ってしまった
その言葉は強迫ともとれる内容だった
その出来事はカウンセリングとは何なのか
なぜカウンセリングを受けて傷つかなきゃいけなかったのか?ということへの関心につながった
そういう意味では必然的に導かれた経験であったかもしれないと今は思う(あの時は思えなかったけど)
そんな人間不信の状態で転院して
その傷を癒してもらったのも転院先の病院の医療スタッフの方々の関わりのおかげだった
当時はカウンセリングを行っていなかったのだけど
先生をはじめ全ての医療スタッフの方々がカウンセリング的関りをされていたように思う
病院の患者対応のひとつとして徹底されていたのかもしれない
不妊専門クリニックで傷ついた私が救われたのもまた不妊専門クリニックだった
不妊専門クリニックで体験したあのカウンセリングは
信頼していた医療スタッフの方から受けた傷であったからこそ
辛く苦しい経験になってしまった
そこからピアという立場でやれることがあるということを知り
心理学やカウンセリングの技術
生殖医療の知識を学ぶことへの意欲につながっていった
ピアとして・・と思ったときに
ピアだからこそ同じ傷を
経験を同じくしている人に対して与えてはいけないと思うようにもなった