ここのところ無理をしないように過ごしていることもあってか?


体調が大きく揺れることなく

落ち着いた状態でいられる


イコール

自分が大丈夫だと感じる行動の半分以下で動かないと痛みや苦しさが嵐のように襲ってくる


つい2ヵ月前までは激しい痛みも呼吸の辛さも耐え続けていくしかないのか?と思っていた

同時に痛みにも苦しさにも慣れて

どこまでが本当に我慢で

どこからが危険なのかも分からなくなってしまっていた


痛みから心電図の検査で仰向けになることも出来なかった


レントゲン撮影で顎を台に乗せて少し上げるだけでも痛くてつらかった


聴診器を胸に当てられることすら飛び上がるほどの痛みが走った


肋軟骨や胸鎖関節・・・胸の骨の痛みから胸を張ることも出来ず前傾姿勢が一年半続いていた

当然姿勢も悪くなる


呼吸が辛くて寝るときに

「明日の朝は目が覚めないかもなぁ」と思ったことは数えきれないくらいあった


「わたし・・病気だったっけ?」って思う瞬間は増えたけど

それも全く痛みや苦しさがなくなってるわけではない


それでも

それまで我慢して頑張って耐えてきた強く激しい痛みや苦しさから解放されて

翻弄されることなく過ごせること

こんな日が来ることは

つい2ヵ月前には考えられなかった


適切な診断ができ

適切な治療ができる医師との出会いの大切さを痛感した


私がこの2年の間に経験してきたことは

それまで生きてきた中で想像することすら不可能だった出来事ばかりで

ただでさえ体が限界の状態の中で

まさかの医療に従事する人たちによって

心までも限界に追い込まれた


それでもこんな事を経験するのは私1人じゃないだろうとも思っている


自分が学んできたことの先にやるべきことも見えてきたという部分では

大切な事だから起きたことと捉えたい


そして出来ればこんな想いは私で最後

終わって欲しいとも思っている


医者も医者である前にひとりの人間


その言葉・・・その通りなんだけど

患者である私の前に医師として存在する時それは言い訳にもならない


いま関わってもらっている先生たちのおかげで

あの激しい痛みからも苦しさからも解き放たれて穏やかに過ごせる時間が増えた

 

こんな日が来ることは叶わないことだと諦めていたけれど叶えられることだった


痛みがないことの幸せ

それは元気な人にとっては当たり前のことだけど

私にとっては当たり前じゃない


だからこそ長く

この状態を維持したい

だからこそ無理はしないでおこうと思う


今のこの状態を手放したくない

こんな日が来たからこそ

二度とあの2ヶ月前までの日々には戻りたくない