昨日お花を取りに行ったときに
先生と少しだけ語り合った
先生は自己免疫性肝炎で
私が死んでてもおかしくなかった交通事故に遭った同じ年に
余命2ヶ月と宣告された
あれから26年
「余命2ヶ月って言われたけど
私は今も生きてるんだから
人は寿命までは生かされるものよ」
その言葉に涙が出そうになった
わたしは5年先
生きていられないかも知れないと
去年の6月に病名を告げられてから
何となく思ってきた
今もそう思っている
どんどん進んでいく症状
痛みの場所や強さや質
明らかに変わってきている
去年の6月
離乳食のような食事しか摂ることが出来なかった
今も本当はそんな感じなのだけど
無理をしてでも
普通食に近い食事を摂るようにしている
パサパサするものは無理で
かたまりのお肉も無理
ゆるま湯すら痛いときがある
それでも去年の6月は
こんなに体中の骨に痛みは感じていなかった
先生は・・・
奥さんが余命半年って言われたのに
旦那さんの方が先に亡くなって
奥さんは10年経つけど
今も元気に過ごしているって人もいるし
難病で片方の視力をなくしたし
ステロイドも長く減らせなかったって言ってたけど
今はステロイドも少しになって
もう15年くらいになるけど
好きなことをしながら過ごしている人もいる
人は寿命が来るまでは
余命だの言われても
医者にもほんとの所は分からないんだし
その人のお役目が終わるまで
大切に生きていかないとねって
だから5年とかそんなこと思わないでって
先生とはかれこれ40年近くのお付き合い
中学生の頃からお花を教えて貰っていた
母が亡くなってからは
特に母のように困ったときは
相談に乗って貰ったり
2人して涙なみだで話をしたり
私には存在し続けて欲しい大切な人
私の寿命は1年かも知れないし
まだまだ10年以上有るのかも知れないけど
その寿命は誰も知らない
だからこその「今」を大切に生きること
心に刻んで歩いていかないとなぁと思う