１日換算にして
たった１０円の薬で
これまで１年３ヶ月戦ってきた
激痛から解放された
たった１０円
そのたった１０円の薬を
某超有名大学病院でも
連携している地元病院でも
思いつかないって何？！
この１年３ヶ月を返せ！って
そんな気持ちになってくる
そもそも
痛みを我慢しろと言う医師
ならさ・・・病院要らんやん
医師要らんやん
痛みは我慢でも重症化しないって
言うだけなら私でも言える
その根拠は何？！
聞いても不思議な回答
まぁそれを
「おかしい」「違う」と思いながら
受け入れてきた私に
１番責任が有るかも知れない
知人友人の多くが
この病気を告知され転科したときから
「その病院変わった方が良いよ！」
助言してくれたのに
「ご縁」というものを大切にしてきた人生の中で
出会った医師との「ご縁」と
裏切られながらも心のどこかで
信じたい気持ちがあって
転院という選択肢に目隠ししてしまった
何より科は違っても
この病院で見つけてもらったという気持ちが
私の本来ならしない選択を
させてしまったかも知れない
でもきっと知人友人は
この病院のこの科に対して
冷静に第三者として見たとき
不信感を私よりも的確に
思いのほか早く持ったのだと思う
やっと手放すことの大切さに気付いた
何よりも自分の命がかかっている
医師のプライドや関係性で
阻まれている診断や治療
そこに私の命は預けられない
今回のことで
自ら動くことや選ぶこと
手放すことの大切さと
何気に感じていることが
本当は当たっていることを
改めて実感した
掴み取りに行かなければ
今も戦っていた激痛
不思議な力に突き動かされた
何としても
今回は引き下がれないという想い
信じたからこその結果
たった１日１０円の薬で
この先の人生
陽がさしてきたような
温かい気持ちになれた
痛みから解放されることが
こんなに気持ちを緩める
笑顔を沢山連れてきてくれること
１年ちょっと忘れていた
この１年３ヶ月の激痛との戦い
無駄ではなかったとは
とても思えない
大抵のことには意味があると
あまり後ろ向きに考えないのだけど
今回のことだけは
この１年３ヶ月が本当に無駄だったと感じた
ただ
この１年３ヶ月があったから
適切な診断と治療をされれば
状態は必ず良くなること
気持ちも前を向くことを知った
そしてそういう医師に出会えるかどうかで
自分の「今」も「未来」も
そして「過去」も
変えられるという事もわかった
どんなときも選んでいないようで
実は全てを自分で選んでいる
その病院へ行ったことも
その病院で治療を受けることも
自分で選んできた
結局は自分が決めたことなのだけど
だから余計に腹立たしいのかも知れない
それでも
選び直せたことが
まだ間に合うタイミングであったと
信じたい・・・
「今」ここから「未来」のわたしが
より良い選択をしていけるように
そのための一歩
苦しかった
つらかった
この１年３ヶ月の痛みの日々から
たったひとりの医師との出会いで
人生が変わった
そして
これまで信頼してきた
支えてきて貰った他の診療科の医師たちの
状態が劇的に良くなった私にかけてもらった言葉で
また笑顔が増えて
ありがたい気持ち
感謝にたえない気持ちもわいてきた
この１年３ヶ月
この病気になる前から
私を知っている医師たちが
思っていても言わずにいてくれたけれど
本当はとても心配して貰っていたこと
どんどん状態が悪くなっていく姿に
専門外で話を聞くしかできないけどと
いつも寄り添ってもらっていたことを
改めて感謝した
こういう事が起きたからこそ
知ることのできた事もある
失わなければ得られない
それを覚悟しなければ
手に入れられないものがある
だけどこれも全て「ご縁」
人生を良い方向に変える「ご縁」を
この先もつかんでいけるように
確かに自分の足で歩いていきたい