治療終結から早2ヶ月

乗り越えたわけではなくても

時間は普通に流れていく

 

辛いとか悲しいとか

そんな想いはほとんどないけど

 

ふとした瞬間に

めっちゃ赤ちゃん映像や写真が

辛くなる時がある・・・

この突然わいてくるきっかけが

一体何なのかよくわからない

厄介だ・・・

 

でも最近思い始めた

 

授かれなかったことを

乗り越える必要はないと・・・

 

きっとずっと心のなかにあり続けるし

きっとずっとどこかで背負って

歩いていかないといけないんだろうし

授かれなかった現実が変わるわけでもない

 

花友のお母さんが4年前

色々大変だった私にかけてくれた言葉

「どんなに辛いことがあっても

この人生が終わるとき

笑顔で幸せだったと言おう

そう言えるように生きていこう」

とても苦労された方なので

その言葉はずっしりと重みがあって

そして嬉しく温かい言葉だった

 

授かれなかったこと

親になれなかったこと

遺伝子を繋いでいけなかったことを

乗り越えられなくても

人生の終わりに

幸せだったと思えるように

歩いていきたい・・と思う

幸せ・・・が何かを考えながら