自分が治療終結をしたとき
意外と覚悟をもって
諦めたつもりだったので
気持ちを切り替えることが出来て
学びに向かえると思っていた
でも
そんなに簡単なことではなかった

授かれず
子どもの居ない人生を受け入れて
歩いていかなければならないことが決まった瞬間に
気持ちを切り替えることなんか
出来るはずがなかった

不妊の方を不妊を経験したものとして
サポートしていきたいと思ったときには
まだどうしていきたいのか
自分の中に定まった考えはなかった

でも自分が治療終結と
授かれなかった人生を考えるとき
それは不妊であることの外側の出来事でも
想いでもなく
不妊の内側のことだと思った
でも治療を止め
授かることをあきらめた瞬間
そこの辛さを乗り越えていくための
心のサポートはなかなか受けられない

少しずつ
あきらめた人へのサポートを
していきたいと考えていたのだけど
自分がその事を強く感じた今
それを形に出来ないかと思い始めた

でもそのためには
自分自身がこの授かれなかったことで
起きている様々な想いを
乗り越えるのではなく
受け入れるために必要なことを
自分がまず経験することかなとも思う

まだまだ自分の思いを
ちゃんと受け止めきれていない