じわじわ

じわじわ

名前のつけられない感情が

やってくる・・・

 

つらいのか?

かなしいのか?

くるしいのか?

 

それすらよくわからない

 

わたしとしては2年という時間をかけて

生殖医療を受けることを終結することと

向き合ってきて

受け入れてきたつもりだった

それなりの覚悟も有ったはずだった

なのに・・・

ふとした時にあふれてくる

なんとも言えない感情がある

 

治療の終結という場面が

これほどまでに大きな試練であるとは

考えていなかった

 

この試練を乗り越えてきた方々は

本当に

ものすごいエネルギーを使いながら

予想もつかない感情に揺さぶられながら

向き合い

受け入れてこられたのだなぁと思うと

しかも・・・きっと・・・ひとりで・・・

そう思うと

やはりこの場面でのサポートは

絶対に必要だと感じた

 

この試練をひとりで乗り越えることには

限界がある

 

今は正直

自分が向き合い受け入れることを

1から始めないといけないことに気づいて

何をどうすればいいか考えが及ばないけれど

少なくとも

授かった方には授かった方なりの

不妊である事実との向き合い方があり

授からなかった方には

授からなかった方なりの

向き合い方があること

そしてどちらも簡単ではないことを

知ることができたことは

自分が目指そうと頑張っていることの

少なくとも・・・いや

絶対に大きな力になると思っている

 

授かれない人のほうが多い生殖医療

意外と知られていない現実

治療をすれば簡単に授かれると

勘違いしている人達もいる

 

総治療周期あたりの生産率は

わずか13%ほどしかない

これが今の日本の生殖医療の現実

知っている人はどのくらいいるだろう