最近タグでのご訪問が増え
どのタグでお越しなのかは
わからないのだけど
読まれている記事が
「慢性子宮内膜炎」関連なので
多くの方が
何クールもの治療で治らず
辛い思いをされているのかなぁ・・・とか
慢性子宮内膜炎と
診断されたばかりなのかなぁ
・・・とか・・・
そんなことを考えながら思うこと
私もホントに
何クール治療を続けても治らず
しかもずっと悪い状態ではなく
ちょっと良くなったかと思うと
次はすごい悪くなり
かと思えば治癒に近くなったり
そしてまた悪くなる
・・・の繰り返しで
神様は1%以下の苦難を
なぜ私に与えるのだろう
そんなことを考えていた
5クール目を過ぎたあたりから
自分自身が
心も病んでいることを自覚し
治らないことと闘わないと決めても
やっぱり治したい気持ちもあって
もし治らなかったら
あと3か月もしないうちに
たぶん私は逃げだすか
諦めるかしていたと思う
だから
長く何クールも治らない方の
治らないこと
治せないこと
そこにだけ
とどまってしまう心の闇
とても良くわかる
わたしは1%以下に
ハマることが多く
超難治性受精障害も
エストロゲンによる重篤副作用も
1%以下・・・
そのたびに
こんな辛い思いをしても授かりたいのか?
それを試されているのだと
少し前向きに捉えながら
頑張ってきた
そのどちらも改善されるまでは
とてもとてもつらかったけれど
でも・・・
正直
慢性子宮内膜炎が治らないことは
それをはるかに超える
辛さだったように思う
超難治性受精障害も
エストロゲンの重篤副作用も
慢性子宮内膜炎の
6倍もの時間を費やした末に
改善することが出来たけれど
その間には受精することもあったし
体調が良いこともあったから
慢性子宮内膜炎ほどの想いには
ならなかったのかもしれない
人それぞれ状態も経過も違うから
抱える想いも
同じ慢性子宮内膜炎で悩んだり
辛さと闘っていても
それぞれに違うのだけど
たったひとつ同じことは
「治したい」という想い
これはみんな
変わらないものと思っている
治った私が発言することに
どれだけの重さがあるか
治療と向き合う力を
出させてあげられるか
わからないのだけど・・・
やっぱり・・・
治してお迎えする・・・
大切にした方がいい
時間がかかっても・・・
私も治さず移植でもいいと思った
自分の気持ちからも
治療からも逃げたかった
いつ治るともわからない
自分自身に残されている時間もない
いろんな想いが押し寄せてきて
向き合うことが辛かった
でも・・・治さず移植することが
未来の自分に
どれほど大きな後悔を与えるか
それもちゃんと分かっていながら
それでも逃げたしたいと思うほど
心は底まで落ちていたのだと思う
そんな時
大学の教科書に書かれていた言葉
「気持ちが落ちているときに
結論を出さない」
この言葉で我に返ることができた
慢性子宮内膜炎が
治らないという状態で
気持ちが上がることは
ないと思ったけれど
でも・・・
凍結卵が幸いあったことから
今・・・返す必要はない
時間がかかっても
治せるのなら治そう
そんな気持ちが少しだけ
芽生えるきっかけになった
もし読者の方で凍結卵がなく
慢性子宮内膜炎の治療で
どんどん時間がなくなり
タイムリミットが
来てしまうのではないかと
そんな不安も
併せ持っておられる方がいたら
慢性子宮内膜炎の
治療をしながら採卵する
それはありではないかと思う
慢性子宮内膜炎の治療中に
採卵なんて・・・
そう思うか
慢性子宮内膜炎の治療をしながら
時間のロスを回避するために
採卵もしようと思うか・・・
その選択は自分で選ぶことができる
慢性子宮内膜炎の治療中でも
私が通っている病院では
採卵することが出来る
自分の中に
慢性子宮内膜炎治療中だから
採卵も移植も出来ない
時間ばっかり過ぎていく
そんな固定概念を
ちょっと脇においてみる
いろんな方向むいてみて
やれること探ししてみる
色々考えてみることで
治らないこととだけ闘わずに
やれることに目を向けることも
出来るようになるかもしれない
そして少しでも前を向けるよう
自分なりの結論を今ださなくても
いつか後悔のもっとも少ない答え
導き出せるような行動に
繋げられたら
まわりの環境から整ってきて
治せるのだと思う
といいつつも
私も辛さとしか向き合えなかった
でも・・・
たくさんの方々の「ご縁」のお陰で
治すことが出来た
そこに関わって頂いた方の数は
計り知れなく多いと思っている
自分が関わった方だけではなく
自分と関わっている方の
その周りの方々
主治医と交流のある方々を含め
自分が知らない方々の力を
たくさん頂いたからこそ
治癒することが出来たと思っていて
感謝している
だから・・・「ご縁」
大切だと感じている
それは
やっぱり
自分も含め関わった方々の
「諦めない」強さが
あったからだと感じている
大丈夫・・・治る・・・と
かんたんに言えないけれど
でも・・・
私はこの病は絶対に治せるものと
今はホントに思っている
だから・・・だいじょうぶ
そう
ここにお越しになった方々に
エールを送りたい