今学んでいるのは
トラウマや悲嘆について

この教科書に
私が今まで何度もうけてきた
前医でのカウンセリングが
実は二次被害となる言葉を
投げかけられていたという事に
気付いてしまった

私は最後のカウンセリングでは
この二次被害を強烈に体験してしまった
本来
体外受精コーディネーター
不妊カウンセラーは
基本的な心理カウンセンリグの勉強を
きちんとしているはずなのに
その基本的な心理カウンセンリグの
最もやってはいけないことを
カウンセリングを受けている患者に対して
行っていた
それはほぼ日常的に行っていたであろうし
現在も行っているだろうと思われる

私はその時
何故あれほどまでに傷ついたのか?
あれほどまでに傷つけられなければ
ならなかったのか?
しかも体外受精コーディネーターや
不妊カウンセラーという資格を
かざしてカウンセリングを行っている人たちによって
どうして刃物のような言葉を
浴びせられなければならなかったのか
ずっと引っかかっていた

カウンセリングを受けるとき
そこに体外受精コーディネーターとか
不妊カウンセラーとかの肩書きを
名乗るのであれば
少なくとも受ける側は
心理カウンセンリグのスキルは
最低限持ち合わせていると
無意識に思っているし
そうであるから
カウンセンリグを受けている

でも今振り返ると
前医で受けたカウンセンリグで
自分の気持ちの落としどころを
見つけられたことは
ただの1度もなかった

結局それは
心理カウンセリングの基本を
得ないまま
または学んでも生かせていないまま
使わないままに
カウンセリングが日常的に
行われている結果なのだと
その結論に至ってしまった

だからカウンセラーというものに
どこか信用できない想いを
私は持つようになってしまったのだと

そして思う
もし心理学を学ばなければ
おそらく前医でのカウンセリングによる傷は
自責感を増すだけのものであったと

でも私は
本当に私だけの問題なのか
ずっと引っかかっていた

カウンセリングをする側の
能力や技量の問題の方が
むしろ今は大きいのかもしれないと
思い始めている

心に大きな傷を受けている患者に対して
誤ったカウンセリングを行うと
逆にその傷を大きくすることにつながることを
カウンセラーが理解していないと
取り返しの付かない傷を
さらに患者に与えることになる

カウンセリングは
簡単な技法ではない
誰にでも簡単に出来るものでもない
それを実感した1日だった