障害を持つ子供を誕生前に淘汰させることは

倫理的に

そして命の尊厳としてどうなのか?

 

その問と向かい合う中

 

心臓の難手術に挑み――13トリソミーの子(5)難病の子に「お誕生おめでとう」と言って

 

どんな命も

生まれてきたときはやっぱり

「おめでとう」で

どんな命も

そこに存在するならば

守るべきはその尊厳かもしれないと

思ったりする

 

初めから

生まれてきたときにつけられた病名で

治療の選択肢すらない場合もある

やれるかもしれないことに

二の足を踏む医師も居るだろう

それは

きっと

その生命を消すかも知れないからなのだと

そう思うけれど・・・

 

いつの時代も命には優劣が付けられてきた

生命倫理・・・

難しい