結局このクリニックで
私の重篤副作用は診断されることはなかった
でも私の中には
間違いないという想いがあった
転院後
継続的なエストロゲン製剤の投与が始まると
やはり体調は悪くなる
あまりに耐え切れず
自己判断で少しだけ増やしてしまった
それだけなのに体調が少し良くなる
思い切って現在の主治医にタブレットをみせた
そのページが
厚生労働の疾患別重篤副作用対応マニュアル
医師はそのページを真剣に読んでくれて
まず甲状腺ホルモンの検査をしてくれた
そのころの私は
エストロゲン製剤の服用がない状態で
TSHが1.5にコントロールされていた
チラーヂンは50㎍のまま
そして
エストロゲン製剤の服用を始めて
体調が悪くなり
自己判断でチラーヂンを少しだけ増やした状態での
TSHは2.9
増やしたにも関わらず
TSHは重篤副作用に書かれていた通り上昇
妊活にはTSH2.5以下という
最近ではごくあたりまえになった基準からも外れ
現在の主治医によって
チラーヂンを調整してもらえることになった
その後
私は体調の波にあまり左右されずに
妊活と向き合えるようになった
もちろんチラーヂンが足りないという以外の
体調不良は年齢からも色々あるが
少なくともエストロゲン製剤の服用から起こる
チラーヂン不足の体調不良からは
解放されることとなった