大学病院で慢性化膿性扁桃腺炎と診断された時

実はもうひとつ重大な疾患の可能性を伝えられた

 

それは

卵巣がん

 

生まれて初めての「ガン」の可能性を指摘された

 

この時は

もう思考能力もあまりなく

卵巣がんでもいいや・・・くらい

生きる気力がなかった

余命とか治る可能性とか

そういうことに気も行かず

本当にただただ

生きていることがしんどかった

病と闘うことに疲れていたような

それすら考えられないくらい

疲弊していた

 

結局

精密検査の結果

産婦人科的には何も問題がなかった

 

結果が出るまでに

たったひとつ考えたことは

子供は持てないかもしれないなぁ・・・だった

でも

それを悲観してとらえるほどの

正常な判断力も

この時は持ち合わせていなかったのは

逆に幸いだった

色々なことで悩んだり

落ち込んだりすることすら

出来なかったから

 

むしろ今

同じ状況が起きたら

どんなにかショックだろうと思う

 

今は当時よりは全然元気なんだと

こういうことを思い出すと感じることがある