ここのところ
妊活に必死ではなく
諦めの境地に入っている
私は諦めないことこそ
奇跡をつかめること
そう信じてきたし
それは起こせると何となく感じていた
でもこの数ヶ月
諦めると言うこと
いや諦めると言うよりも
起きていることを受け入れる
それが出来るようになった
見ている景色が
一番に妊活ではなくなった
そんな日が来ることを
私は考えてもいなかった
きっと私は卵が採れなくなるまで
諦めることはできないだろう
それて良いと思っていた
諦められないことを
必死に諦める必要もないと思っていた
だけど
今はそんな気持ちとは
別のところに
妊活に対する想いがある
やりきったという想いはない
やれるならやりたいという気持ちも
本当はある
でも今の私は
心よりも
自分の体が大切になってる
未来に産まれてくるかも知れない命より
自分の命を優先している
それほど自分の体に対する不安が
何故か大きくなってきた
持病があり
妊活に使う薬で
起こる確率1%未満の副作用に見まわれ
厚生労働省の重篤副作用対応マニュアルには
起因薬剤を中止することが前提で
出来ない場合は持病の薬を増量する
それによって
それがわかって
上手く行くようになった
それでも今は
そういう殆どの人がならないであろう副作用と
向き合い戦わなければ
妊娠することが出来ないこと
そして
学び始めた生命倫理や死生学
そういうことで
今までの知識とは別の
様々な考え方や方向性を知ると
自分にとって大切なものは
子供を授かることだけではないと
そしてその事への執着も
薄れてきたのかも知れない
私はずっとある日
卵が採れなくなって
諦めざるを得ない日が来ることが
どこかで怖かった
燃えつき症候群のようになって
抜け殻になるのではないかと
そう思ったら
少しずつでも
授からなかったときのことも
考えた生き方に慣れなければいけないとも
感じていた
一時の感情かも知れない
それでも
間違いなく私は
どんなに頑張っても
授かれないことを
受け入れようとしている
少しずつではあるけど
・・・