先週…ちょっとほったらかしになってたまめたグッズ…
34週…もう時期生まれちゃう…と思い腰をあげてチクチクです。
新聞紙で半径50cmの円の1/4の型紙をつくって
三重ガーゼの1枚にこの前つくった花びらパーツを置いて…
地道にチクチクやってます 笑
まぁのんびりとやっていきます
という前置きで…
昨日の記事の続き、羊水検査を勧められたころのお話です。
まめたのNT(浮腫みの数値)が指摘される前から障害児でも産もう
だから、羊水検査はしない
って決めてたのですが、実際に病院に指摘され勧められると気持ちは揺らぎます。
昨日までのお話はこちらから
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初めての方はこちらから
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障害児を授かったとしても産む
そもそも、羊水検査で引っかからなくても他にもたくさんの障害や病気の可能性がある中で覚悟して産まなきゃいけないなら…
リスク背負ってまで羊水検査する必要があるの?
そう、思ってた訳ですが…
病院の先生から、染色体異常の可能性が高いと言われてしまえば、また状況は違います。
今までは、ダウン症児を中心とした生まれる前の命の選別(←キツイ言い方ですよね)に違和感があったんですが…
もはや、障害の可能性が高いと言われた状態で、産むつもりでの羊水検査を受ける意義ってなんなんだ…?
そこをはっきりさせて、受けるか受けないか夫婦で答えを揃える必要があるのです。
そもそも、羊水検査自身に少なくともリスクがある。
今の状態でどのくらい染色体異常の可能性があるのだろう?
大きめの本屋さんで羊水検査の賛否両論性について著した本をパラパラめくる…
↑買わずに必要なとこだけ読んだ悪いやつ 笑
そこでも取り上げられてるNTに関する記載…
そこで驚愕の事実が…
NTは赤ちゃんの首の角度や位置によって数値がズレやすく、認定された医師が時間をかけて測るそうで…
うちの県では2、3件よく耳にする有名な病院の医師が調べたら出てきました。
もちろん、私の通ってる小さな開業医のおじいちゃん先生は違う訳で…
赤ちゃんも時間をかけてじっくりエコーした訳でもなく…
いつも通りの妊婦健診の数分間で診断され…
しかも、1週間後には綺麗さっぱり浮腫みは消えた訳で…
本当に羊水検査をいきなり受けにいく案件なのか…?
調べた有名な病院にセカンドオピニオンするべきか?
もやもやが消えず…夫婦で堂々巡りの糸口の見つからない話し合いが始まる…
もやもや…グダグダ…の答えの見つからない話し合いですが、いきついた論点は大きく3つ
①本当にうちの子は染色体異常なのか
②ダウン症など染色体異常だった場合…
私たちが出産するまで準備すべきことが山積みである
③重い染色体異常だったとき
この3つが主に私たちの争点です。
① 染色体異常の可能性
私たち夫婦は、基本的に羊水検査には最初は反対派な意見でした。
特に…障害児を受け入れるか、もしくは中絶するのか…
結論も立てずに、染色体異常じゃないといいなぁって安心を求めて羊水検査を受けようとすることにすごく違和感を覚えていました。
安心を得たい…結局は親としての覚悟ができてないんじゃないか…
自分たちは安心感を得るために羊水検査を受けるのは違う…そう思ってました。
自分たちの安心感と子どもの流産リスクを引き換えにする…ってのは違う
でも…実際にNTを指摘され…まだ半年以上ある妊婦生活を…
ひょっとしたら、染色体異常かも
いやいや…染色体異常じゃないかも…
と宙ぶらりんのまま過ごすことは、精神衛生上悪く、障害があろうとなかろうと…お腹の子に良い影響をを与えないんじゃないか…
羊水検査の結果をどう受け止めるか、その覚悟ができて、前向きな羊水検査なら意味があるのかな…
そう思いました。
② ダウン症など染色異常だった場合…
出産するまでに準備すべきこと…
NTを指摘されてダウン症について本をあさったり、ネットで記事を見たり家族のブログを検索してみたり…
私も仕事で小学校や支援学校の小学部、中学部でダウン症児の指導をかじる程度ですが指導したことはあります。
が…医療的なことは未知の世界だし
ダウン症って心臓病併発しやすいよね…
乳幼児期に気をつけることは?
ちゃんとおっぱい飲む力あるんかな?
食のこだわりってどうだろう?
自分の子育てエリアで親の会とかコミュニティはあるのかな
療育ってどんなことするの?
受けられる支援ってどんなんがあるの?
かかりやすい病気ってあるのかな?
地元だとどこの小児科にかかるべき?
幼稚園って行けるの行けないの?
就学時以降はイメージがつく私も母になるとなると未知なる世界すぎる…
こんな訳分からん状態で子育てスタートしたら、絶対鬱になってどん底に陥って…
子どもにも悪い影響しかない…
でも、今なら羊水検査で分かれば、障害の病理も支援も勉強して準備できるんじゃ…
中途半端に調べれば調べるほど分からないことがこんなにある…と愕然としました。
親として準備すべきことは山積みなんだと思ったのです。
③ 重い染色体異常だったとき
羊水検査=ダウン症ってイメージがあるけれど…
あくまでも確率が高いから…
確率が低くても、羊水検査で13番トリソミー、18番トリソミーなどの重い障害が指摘されることがある…
特に…染色体異常を指摘されてるうちの子は考えておくことが必要…
このことについて夫婦で話し合うのが本当に辛かった…
出産まで行き着かないかもしれない
無事産まれても数年以内で死んじゃうかもしれない
それでも受け入れ、できるところまで妊娠継続をすることが親の務めなのか…
それとも親のエゴなのか…
この話は涙なしでは話し合いにならなかったのを覚えてます。
本当につらかった…
障害児でも受け入れたい…だから羊水検査受けなくてもいいじゃない
とまで話し合ってた2人でしたが…
もし…短命であったり、生きる力を持ってない子だった場合は妊娠継続を諦める…
そういった結論を出してしまったのです。
何度話し合っても、この話だけは心が痛くて痛くて仕方なかったです。
この3つの争点を満たして、夫婦で羊水検査の結果をどう捉えるか…話し合った上で
私たちは羊水検査を受けてみようと決めました。
結果を受けて、子どもを受け入れるための前向きな羊水検査…
それでも、命に関わる案件だった場合…
本当に受け入れられるのか…
この時、どうか、どうか命だけは助かる結果になってください。
せめて元気のあるダウン症とか生きていける子でありますように…
そんな祈るような思いで毎日を過ごしていました。
染色体異常も受け入れたい…
それでも…命に関わるものはやっぱり受け入れるの難しいです。