家の中は、暗く、人を罵倒したり、暴力だってめずらしくない場所だった。それは、ずっと昔の、私が幼かった頃のこと。
成人前になって、家を出て、一人前といえそうな大人の歳になってる、今がある。
安らぐとは、どういうことなんだろう。
私にとっては、あそこから離れられたことが、まずそれだった気がして。
私はダメな子。私がこんなだから、みんな怒ったりするんだ。
そうなんだ。
そう思い続けてきたけど、そうじゃないと気づいてからでも
自分を責めることはなくならない。
抑え続けてきたもの、それはたぶん、おそろしいこと。
だけど、閉じ込めたままだと、もっとおそろしいことになる。私も誰かを罵り、暴力を当たり前にしてしまうのかもしれない。時々、湧き上がってくる、見たくないもの、知りたくないもの。もう閉じ込めていようと、そこに力を注ぐのはやめよう。
どう思われるか、より、私はどう思うか、どう感じているかを優先してあげよう。
そうじゃないと、私はいつまでも、人から逃げ続けなくちゃいけない。
ほんとは、大好きでいたいのに。大好きでいてもらいたいのに。
ね。