治験と適応外薬品の投薬 | *雪のかけら、ふたつ*

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長女ハル(仮)*重度子宮内胎児発育遅延→27週で早発型妊娠高血圧症候群、救急搬送
管理入院の後HELLP症候群→29週、840gで誕生
→低身長経過観察中
次女ナツ(仮)*再発なしで2690gで出産。
→母の遺伝か低身長気味

ふたりの娘の記録と、母のつぶやきです。

先日大学病院でもらった冊子、正直に言って、

「前回入院した時点で貰っておきたかった…!」

という感想です。

妊娠カレンダーや、基礎知識に加え、入院時に必要なもの、病院で用意してくれるもの、自然分娩の流れ、帝王切開の流れや産後の過ごし方、授乳の仕方など事細かに書いてあるかなり分厚い冊子です。

これを入院初日にもらって、暇なときに読むだけで少しは不安も解消されたのでは…と思わずにいられません。

 

そして、私のほしい情報もここに若干ですが書いてありました。

 

 

「適応外薬品の使用」

です。

これを読み進めていくと…

 

ありました。

「ドメナン」

です。ぜんそく薬らしいですが、「妊娠高血圧症候群の既往のある方の再発予防を目的に使用することがあります。」

と。

ちなみに、最初に行った市の医療センターの医院長(ハイリスク外来かつ妊娠高血圧症候群専門)の人に聞いたら「知らない、聞いたことない」と返ってきたのも転院した理由の一つです。

 

 

 

大学病院初診時に聞いたところ、以下のようなコメントでした。

 

本来は、この薬を投与した人と、効果のない薬を投与した人を比較して効果を見なければいけないんだけど、妊娠高血圧症候群になった方はどうしても本物の方を飲むことを希望するので、どうしてもデータが集まりにくくて正確な比較はできていない。

でも、今まで見てきた印象からいうと一定の効果はあると感じる。

 

 

要するに治験の一種なのかな…と思っています。

とりあえず、私の中では処方をお願いすることで心は決まっていたのですが、次回までに考えると伝えました。希望しない限り投与はされないようです。

ちなみに、低アスピリンなども希望すれば処方してくれるらしい。

ただ、私の場合血液検査で凝固因子はすべて正常値だったので意味ないんじゃないかとは言われているけど。

 

 

 

ちなみにですが、この項目に記載のあった

・ペルジピン (ニカルジピン)

・アルドメット

の二つは血圧を下げるために飲んだり点滴受けたりしたし、

・リンデロン

は、帝王切開の1週間前に筋肉注射しましたね…。

適応外薬品にこんなにお世話になっていたとは…。

そして、別の病院に行ったら降圧剤なんかも別のやつ処方されるのかな…?そう考えてしまうと、ますます今の大学病院から動かないほうが良い気がしてきました。