30週4日〜意外と手厚い看護 | *雪のかけら、ふたつ*

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長女ハル(仮)*重度子宮内胎児発育遅延→27週で早発型妊娠高血圧症候群、救急搬送
管理入院の後HELLP症候群→29週、840gで誕生
→低身長経過観察中
次女ナツ(仮)*再発なしで2690gで出産。
→母の遺伝か低身長気味

ふたりの娘の記録と、母のつぶやきです。

部屋が移動になった。
母子同室をしない部屋になったので、主人も入ってきても大丈夫になった。
…そりゃそうだ。同室可の部屋にいる意味がないもの。むしろ、なぜ今まで同室可の部屋にいたのかが謎だった。

そして、私のところにその日担当の看護師さんが来て、唐突に尋ねる。
「何か辛いこととか無いですか?」

多分、NICUの看護師さんから様子が伝わっているんだろうなあ…。
椅子とテーブルのある別室に連れて行かれた。
忙しくて人の話を聞く暇なんてないはずだが、メンタル面のケアまでしようとすることに驚いた。

29週での帝王切開で早すぎるということ、
いきなりその日に言われて飲み込めなかったこと、
「血液検査の値が悪化した」と言われても、何どう悪くて、どのくらいの数値なのかわからないので納得できないこと、
赤ちゃんが元気なのに帝王切開になったことが納得できないことなんかを行ったと思う。


そしたら、
「疑問に思ってることや聞きたいことは先生に聞いて見ましょう」
と返ってきた。
あの先生のチームは聞けば答えてくれるから、と言って、退院までに話ができるように先生に申し送りをしてくれることになった。

ここは、県で1つしかない総合周産期医療センターであるため、もっと対応が事務的なものだと思っていた。
しかも、退院後に知ったのだがMFICUもNICUも全国で有数の規模らしい。
なんとなく意外な感じがした。