スクリーンプリント | F.T.W.project blog

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F.T.W.projectでは、スクリーンプリントも手作業で行っています。

いわゆるシルクスクリーンと言うものと同じです。


そのプリントに使用する版も
F.T.W.projectでは独自に作成しております。
普通ではあまり見れない作業ですが、今回は核となるその製版行程を
簡単にご紹介したいと思います。



まず、木材を調達します。
スクリーンプリントでは、アルミ(金属)枠等もよく使われますが、
F.T.W.projectではサイズの変更や再利用しやすい木枠を使用しています。



次に柄の大きさや使いやすい大きさにあわせて木枠を作ります。



作った木枠にスクリーンを張ります。
柄の細かさや表現の仕方等に合わせて、スクリーンも使い分けます。
シルク(絹)のスクリーンも市販されていますが、現在は使いやすさと
保存の容易さでポリエステルやナイロンのスクリーンが一般的です。



スクリーンに感光剤という薬剤を塗り乾かします。



次にフィルムに印刷したグラフィックを仮貼りします。



そして、感光作業に入ります。
紫外線の出る特殊なライトを当てます。
ライトを当てるBOXが下の写真です。
もちろんこのBOXもオリジナルの自作です。



ライトをつけるとこんな感じ。



最後にフィルムをはがし水で流すと黒で隠していた部分が
抜け版が出来上がります。



と、簡単ですがこのような行程で版を作成しています。

F.T.W.projectではほぼ全ての作業を行っているので、
また機会があればその他の行程もご紹介したいと思います。

オタノシミニ!

ニシダクニアキ