ひとり映画祭ファンのみなさんこんばんは。

先程日付がかわり、3月の最後の日になりました。

月の最後はおなじみひとり映画祭のレポートをアップする日です。



3月といえば、卒業のシーズン。


この間街を歩いていてとある高校の前を通るとちょうど卒業式をやっていました。


それをみて「あっ!今回のひとり映画祭は高校生が出てくる作品にしようかなー」と思い付きいつものツタヤに行って探してみると、、、

ありますねーーー!たくさんありました!


そんな中から今回は3作品選んでみましたよ。


1「部活頑張る高校生」

2「受験頑張る高校生」

3「逃げる高校生」


の3作品です。どうぞ!




【幕が上がる】


http://www.makuga-agaru.jp/

監督:本広克行
原作:平田オリザ「幕が上がる」
音楽:菅野祐悟
出演:百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、有安杏果、佐々木彩夏、ムロツヨシ、黒木華 他




https://youtu.be/3K9yQHFBUxs


トップバッターは「部活頑張る高校生」の登場です。

「幕が上がる」この作品は、ももいろクローバーZの5人が主役の学生演劇をテーマにした作品です。監督は以前ひとり映画祭でも取り上げた「踊る大捜査線」シリーズの本広監督。


今回この作品を観る前に、実はこれも観ました。




「幕が上がる その前に。彼女たちのひと夏の挑戦」というメーキング作品です。

原作者の平田オリザさんによるワークショップの様子や、本広監督とのやり取りなど、面白いところがたくさんありました。これを観てから「幕が上がる」を観たので、より楽しめました。


作品の内容は、弱小演劇部がいい先生に出会って全国大会を目指すというお話です。

美術の先生で、実は以前高校演劇の女王と呼ばれたすごい人の役を黒木華さんが演じているのですが、さすがですね。素晴らしいです。

ムロツヨシさんとか、時々出てくる田舎の景色とか、エンディング前の幕が上がるシーンで流れてきたももクロ曲「走れ!」もよくって、平田オリザさん原作の出会いや別れ、青春のいろいろで涙する感じのいいお話でした。




【ビリギャル】


http://birigal-movie.jp/

監督:土井裕泰
原作:坪田信貴「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」
出演:有村架純、伊藤淳史、野村周平、松井愛莉、安田顕、吉田羊、田中哲司、あがた森魚 他




https://youtu.be/aZdU6y9NeiI


続いては「受験頑張る高校生」です。

僕がよく行くお隣の兵庫県伊丹市出身の有村架純さんがこの作品で日本アカデミー賞優秀主演女優賞・新人俳優賞や、ブルーリボン賞主演女優賞を受賞しています。それぐらい有村さんが頑張っていていい作品になっています。

いやしかし「幕が上がる」で黒木華さんがよかったように、この作品では伊藤淳史さん、吉田羊さん、田中哲司さん(少し前に仲間由紀恵さんとご結婚された方)など脇を固める方々も素晴らしいです。

"主人公が慶應大学に合格する!"事がわかってる作品なので、周りからの罵声とか、挫折があっても変にハラハラせず、気軽に応援しながら観られたのが良かったです。

僕にはこれぐらいのんがちょうどいいです。




【リアル鬼ごっこ 2015劇場版】

http://realonigokko.com/

監督・脚本:園子温
原作:山田悠介「リアル鬼ごっこ」
出演:トリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜、桜井ユキ、高橋メアリージュン、磯山さやか 他




https://youtu.be/3MWtWsmenZg


ラストは「逃げる高校生」です。

「リアル鬼ごっこ」はたくさんシリーズがあって、何度か映画化もされているようですが、僕は初めて取り上げてみました。

監督は以前ひとり映画祭でも取り上げた「ヒミズ」(主演:染谷将太、二階堂ふみ)の園子温監督。

モデルやテレビで活躍中のトリンドル玲奈(最近見かけなくなった?どうしてるんやろ?)、今年4月末公開になる「テラフォーマーズ」にも出演する篠田麻里子、以前ひとり映画祭でも取り上げたパトレイバー実写劇場版に出演していた真野恵里菜というトリプルヒロイン作品ということで、公開当時話題になりました。


作品はといいますと。。。

オープニングでバスが謎のかまいたち?に襲われて真っ二つ!

圧巻です!


その後は、とにかくトリンドルが逃げます!

ひたすら逃げる!川のなかも、知らない街も、、、とにかく逃げる。。。

そしてたどり着いた知らない学校、知らない友達。。。

友達(?)と授業を飛び出して再び教室に戻って、少し落ち着いたかなと思ったのもつかの間、、、

今度は教師が教室の生徒を皆殺し!!!で、また逃げます。

逃げる途中に、気が付けば篠田麻里子に?

篠田麻里子になったまま結婚式場でのアクションシーンがあって(←このアクションよかった)

その後、真野恵里菜に?

真野恵里菜のままマラソンを走り切ったら、またトリンドルに?



わけもわからず、ひたすら逃げて大量に人が殺されていくという映画だからこそ、エンターテイメントだからこそ、実現できる独特の世界観でした。




というわけで、今月のひとり映画祭はいかがでしたか?

新ブログになって初めてのひとり映画祭レポでした。


さて、次回は4月。

春らしい作品を探すのもいいし、全く関係ない感じでもいいし、またツタヤの棚を眺めながら選びたいと思います。

それでは、さよなら、さよなら、、、さよなら!



今月のひとり映画祭



FT