こんばんは!

さて今月も最終日がやってきましたねー。

月の最後は、毎月恒例のひとり映画祭のレポートの日です。

毎月ひとりで映画のDVDを借りてきて、映画鑑賞するだけのひとり企画「ひとり映画祭」。

今月も無事開催しました!


先月からお世話になっている新しいツタヤですが、まだ2回目ということもありセルフレジに慣れておらず、バーコードが何回も反応して「同じ作品が登録されています」的はメッセージが何度も出てきて苦戦しましたが、ちゃんと借りてきましたよ!(笑)


今回のひとり映画祭は、タイトルが漢字二文字の映画に絞ってセレクトしてみました。


僕の目にとまった今月の作品はこの4作品です。


どうぞ!




【一命】

監督:三池崇史

原作:滝口康彦「異聞浪人記」

音楽:坂本龍一

出演:市川海老蔵、瑛太、満島ひかり、竹中直人、青木崇高、新井浩文、波岡一喜、平岳大、笹野高史、中村梅雀、役所広司他



暴行事件とか小林麻央との結婚などいろいろあった市川海老蔵と、木村カエラと結婚した瑛太の共演です。

監督は着信アリ、ヤッターマン、ゼブラーマン等の三池崇史監督。

三池監督作品はこのひとり映画祭でもよく登場します。以前「逆転裁判」観たな~。


脇を固める俳優さんもすばらしくて、内容も時代劇というフィルターを通して、武士道や人情、正義や悪、、、いろいろな思いを伝えようとする作品になっています。

作品後半の百人切り(実際に百人かどうかは不明。とにかくたくさんの相手)のシーンは圧巻。

大勢の武士にひとりで立ち向かっていく海老蔵!



そして、役所広司がすばらしい!

ダイワマンもびっくりです☆






【神童】

監督:萩生田宏治

脚本:向井康介

原作:さそうあきら「神童」

音楽:ハトリ・ミホ

オリジナル・ピアノ曲:ミト(クラムボン)

出演:成海璃子、松山ケンイチ、手塚理美、甲本雅裕、串田和美、浅野和之、キムラ緑子、柄本明、貫地谷しほり、吉田日出子、西島秀俊他



ひとり映画祭の常連俳優、デスノートの松山ケンイチが今回は音大受験前の高校生と入学後の音大生を熱演です。

成海璃子演じる成瀬うた(役名が名前に似てる。)は中学生。ふたりは音楽を通じて心を通わせていきます。


友達?恋人?どちらともいえない、音楽でつながった不思議な関係。


作品の中ではピアノソロ曲がたくさん出てきます。後半にはコンチェルトも聴けます。


終盤になると、早くに亡くした父との思い出を振り返りながら、父が大事にしていたグランドピアノを探す小さな旅にでます。。。

心と心がつながる物語。



松ケンが通う大学のキャンバス風景が出てくると、僕自身が芸大に通っていたときのことを思い出します。


学内のピアノ練習室、試験の前になるとよく通ったな~。

まじめに練習する方だったので(笑)。







【悪人】

監督:李相日

音楽:久石譲

主題歌:「Your Story」福原美穂(Sony Music Records)

出演:妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、樹木希林、柄本明他




作品の舞台は九州。

普通の人が、普通の人と出会いたかっただけなのに、どこでどうなったのか、、、

殺人事件はおきてしまいます。



男女の思い、周りからの目、テレビを通じて伝えられる事件の詳細など、、、

さまざまな視点がすれ違いや誤解を生み、いろいろな思いが交差するストーリー。




この作品、舞台が九州ということで長崎弁とか佐賀弁等、方言がたくさん出てきます。


方言の良さも魅力です。



あっ、実は僕、、、

まだ九州に行ったことが無いんです。。。


そういえば先日誰かと「人生で一番遠いところ、どこまで行った?」なんて話をした時、この話題になったな~。


九州もいつか行ってみたい!








【闘茶 ~tea fight~】

監督:ワン・イエミン

出演:香川照之、戸田恵梨香、ヴィック・チョウ、ニン・チャン、細田よしひこ、ほんこん、藤田陽子、エリック・ツァン他





人気テレビシリーズ「SPEC」の最終章となる劇場版2作が続けて公開される戸田恵梨香(最近は新エリカ様と呼ばれているらしい)、少し前に市川中車を襲名し、高視聴率を叩き出した「半沢直樹」にも大ボス大和田として出演していた香川照之、このふたりが親子を演じます。


妻の死をきっかけに、伝説のお茶の呪いを恐れ、すっかりやる気を失ってしまった京都のお茶屋の亭主香川さんと、そんなお父さんの香川さんにやる気を取り戻してもらおうとがんばる、娘のエリカ様。


エリカ様はある日「伝説のお茶がなんだ!そのお茶の呪いは私が解く!」といって家を飛び出していきなり台湾へ。

それを追いかける香川さん。台湾上陸後も伝説のお茶をめぐって現地の美男美女が登場し、だましたりだまされたり、、、。

最後には互いのお茶を出し合い、技・味などで競う「闘茶」で他人と闘うはずが、いつの間にか他人ではなく自分自身の心と向かい合い、、、もやもやしたものに打ち勝ち、新しい明日を見つけるという物語です。

エリカ様、関西弁がうまいな~とおもったら、神戸出身だそうです。


SPECがんばってください。






というわけで、以上4作品が10月のひとり映画祭でした。


今回はタイトルが漢字二文字の作品に絞ってセレクトしてみたけど、お店ではこの4本がなかなか決まらなくて、長い時間店内をうろうろしました(笑)。


来月はどんな作品に出会えるかな?


来月もお楽しみに!


FT