まだまだ日本人の殆どはフェアトレードって言葉すら知らないですが、でも最近はメディアで特集されることも多くて、注目は徐々に集まってるみたい!
国際協力活動の良し悪しは一人ひとりが判断することだけど、世界の貧困っていう側面とか、その改善にどう貢献していけるかってことは、多くの人が自ら知ろうとしなきゃいけない。
知ることは、自分の行動を判断する材料にもなるから。
2007年4月からは「すきや」で、2008年7月からは「Wendy's」(9店舗でトライアル販売)でフェアトレードコーヒーの販売が始まり、大手チェーン店での取り組みが進んできています!
長い目で見て社会に受け入れられていくには、押し付けではなくて、消費者が自分で選べる環境じゃなくちゃいけない。だから、身近なところでふとフェアトレード商品を目にできるってことはとっても効果的です☆
すぐに買おう!って思わなくても、フェアトレードってなんだろう?自分が買うだけでも効果的なのかな?生産者の生活は実際にどう改善されるんだろう?そんな疑問を感じて、興味を持ってくれる人が増えたらいいなぁ。フェアトレード商品が置いてあるのを見るとそんなことを感じます。
そしてフェアトレードを事業に取り入れる企業はフェアトレードという運動そのものに良くも悪くも影響し得ます。
一過性のブームとか、イメージアップとかのために短期的に利用するのではなく、フェアトレードっていう運動の可能性や将来をしっかりと見据えて、なが―く無理なく取り組んでいってほしいなぁって思います。
私達消費者は増やされた選択肢をじっくり吟味する習慣をつけていかなければいけないですね。それが消費者に課せられた責任なんじゃないかな。
そしていつか、生産者に負荷がかからないのが当たり前になって、その上で、新しいから買う、新鮮だから買う、安いから買う、素敵だから買う、っていう自由な基準で個人が選択する世の中になるといいな
Ayako