田村直美「永遠の一秒」(1994年)

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お互いを束縛したくて
言い争う日々
嘘ぶいてる
自分をかばって
愛してるが言えない

傷つけあい
心を奪いあう
愛が悲鳴を上げてゆく

永遠の一秒を守りたい
こぼれてゆく時間は砂のよう
迷わないで
抱きしめて欲しい
はぐれそうな星のない夜
切ないバラード
激しい雨に打たれて

譲らない二人が失くした
優しさの欠片
素直だった日々が消えてゆく
あなたの瞳から

腕を伸ばせば届く
この距離も
すれ違う気持ち埋められない

永遠の一秒を守りたい
淡い夢に躓く前に
止まらないで
信じ続けたい
いつか叶うこの想いを
初めてのバラード
哀しみを涙に沈めて

傷つけあい
心を奪いあう
愛が悲鳴を上げてゆく

永遠の一秒を守りたい
こぼれてゆく時間は砂のよう
忘れないで
あの日流した
涙の訳まちがいじゃない
永遠の一秒を守りたい
淡い夢に躓く前に
あきらめないで
愛は確かな
バイブレーション
まちがいじゃない
切ないバラード
自由な風に抱かれて

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作詞は田村直美さん。
深夜に大量に流れていたカメリアダイアモンドのCMソングです。


永遠の一秒を守りたい
こぼれてゆく時間は砂のよう
迷わないで
抱きしめて欲しい
はぐれそうな星のない夜
切ないバラード
激しい雨に打たれて
永遠の一秒。
永遠に続くかのような瞬間。
嬉しい時だったり、悲しい時だったり、落雷にうたれたような衝撃的な瞬間。

腕を伸ばせば届く
この距離も
すれ違う気持ち埋められない
抱き合う行為を流したくはない。
衝撃的な瞬間として、心に刻みつけたい。
そのためには、二人の気持ちがお互いに向き合わないといけない。
でも、現実は…

永遠の一秒を守りたい
淡い夢に躓く前に
止まらないで
信じ続けたい
いつか叶うこの想いを
初めてのバラード
哀しみを涙に沈めて
今はすれ違っていても、いつかは心が通じると信じているのです。
哀しみを涙に込めて。
流す涙は決して無駄じゃない。
永遠の一秒の為の布石。

切ないバラード
自由な風に抱かれて
曲の最後に出てくる自由とは?
愛に縛られない事?
でも、愛に身を投じる事もまた自由。
結局は、自分のやりたい事に身を任せるという事なのでしょう。