思い出したのが1989年新緑賞の勝馬リアルバースデーです
なんせ、主な勝鞍「新緑賞」ですから
昔からいるんですよ。強敵相手で好走するのに、相手弱くても負けちゃう馬。
このリアルバースデーも典型的なイマイチさんでした。
未勝利を勝って、条件戦を2戦目で勝ち(これが新緑賞)、中1週で挑んだダービートライアルNHK杯で2着して日本ダービーの権利を取ります。
日本競馬史上唯一の芦毛ダービー馬、ウィナーズサークルの2着(6番人気)に突っ込みました。
ちなみにオイラは3着サーペンアップに全てを賭けていましたが…
「田村あああっっっ!」
という絶叫空しく、鼻差の3着
この頃は三連複も三連単もワイドもなかったですからね…複勝は買わず
リアルバースデーはダービー2着馬の看板を背負い、その後は上位人気に推されることも多かったのですが、見事に負け続けました。
G2では上位に来ても、G1では及ばず。ダービー2着、菊花賞3着はありましたが、古馬になってからこの世代はあまり活躍馬が出ず、世代レベルがイマイチだったのかもしれません。
結局、2勝馬のまま引退。その後は確か乗馬だったはずですが、最後の消息はわかりません。
主な勝鞍「新緑賞」であっても、あの年のクラシックを賑わした活躍馬でした。脚元が弱い産駒が多かったリアルシャダイ産駒でも彼は丈夫だったイメージだし、産駒を見てみたかったですね

