この作品の重要人物であるジークフリート・キルヒアイス。彼の死が1つの分岐点となるわけですが、前作に比べるとラインハルトとの関係が希薄な気がします。アンネローゼとの距離感もあまり描かれなかったし…
20歳の青年提督としては演技が落ち着きすぎていて、ちょっと違和感もありました
前作である石黒監督版は原作小説を初めて映像化したもので、しっかりと描いていました。イゼルローン要塞の表面が流体金属になった点など原作以上の演出もあり、引き込まれたものです。
しかし新作は映像が美麗になった以外、あまり特徴がない感じですね…。
以降の話も続けられるような終わり方でしたが、果たして長大な作品を最後までできるのかな?
期待しつつも「もういいかな」という気分にもなっています…

