30年以上前、競馬を始めたばかりのオイラがオグリキャップに出会ったのは府中で行われたニュージーランドトロフィー4歳S。
鞍上の河内騎手は終始手綱を持ったまま。重賞をあんな風に勝つ馬を初めて見ましたわ。
しかもその年の安田記念勝ちタイムを上回る時計での勝利。
はまりましたなあ…オグリキャップには。
安値で取引されて岐阜の笠松競馬でデビュー。12戦10勝2着2回という成績を引っ提げて中央へ殴り込み。
緒戦から重賞をブッこ抜き、連戦連勝。登録がないため皐月賞、日本ダービーには出られない悲哀…といったドラマ性。
本当に凄い馬でした
引退レースの有馬記念がいつも取り上げられますが、オイラ的オグリキャップベストレースはこのニュージーランドトロフィーと、2着に負けたけどジャパンカップ。
ニュージーランドからやってきた牝馬ホーリックスが先に抜け出し、外からグングン追い詰めるオグリキャップ。
差せる!と思ったところがゴールでした。
応援している馬が負けてしまったのに、感動で動けない。こんな経験はこの時と凱旋門賞でエルコンドルパサーが2着に負けた時だけですね
2010年にオグリキャップが亡くなり、もう10近く経つわけですが、今でも彼のレースを見る度に熱い想いが甦ります。
感動をありがとう、オグリキャップ。

