主なG1馬だけでも、
セイウンスカイ
スペシャルウィーク
エルコンドルパサー
エアジハード
グラスワンダー
ウイングアロー
ファレノプシス
など。そしてキングヘイローですね。
キングヘイローは超良血馬ということで注目度は抜群、主戦が若い福永騎手ということもあり、相当なプレッシャーの中で迎えたクラシック。
唯一のG1制覇となった高松宮記念は鞍上柴田善騎手。あろうことか僅差2着ディヴァインライトの鞍上は福永騎手。これも語り草になっています。
種牡馬入り後はカワカミプリンセスという2冠牝馬、スプリントG1を2勝したローレルゲレイロなどを出し、まずまず成功と言えるでしょう。
世界的名血馬の産駒成績、としては物足りない感じはしますが。同期の種牡馬の中ではスペシャルウィーク、エルコンドルパサーに次ぐ成績だと思います。
キングヘイローの距離適正がどこだったのかも議論の的になりますが、オイラ的には万能だったと思いますよ。
ただ、気性的に脚の使いどころが難しい馬だったのでしょう。
あの年のG1馬たちは引退後に恵まれない印象がありますが、たくさんの産駒を残すことができたキングヘイローは幸せだったのでは。いつの日か彼の血を継ぐ馬が、福永騎手または調教師?として大レースに勝つ日が見たいものです。
ご冥福をお祈り申し上げます。どうか安らかに。

