さて今回は一頭ずつ見解を。
1.オジュウチョウサン
よく出走してくれました。馬主、騎手の意地を見せて欲しい！ですが、競馬はそんなに甘くないでしょう。平地重賞を１度でも走っていればまた違ったかもしれませんが。メジロパーマーと重ねる人もいますが、彼は平地重賞勝ちがありながら障害を走り勝利を上げ、その後平地G1を制した変わり種ですよ。単勝は売れても連は売れない状況が全てですね。無事に走って欲しいです。
2.クリンチャー
国内G1を勝ちきれずの海外遠征。それで成長した可能性はありますが、帰国初戦が有馬記念ではさすがに…。
3.モズカッチャン
ミルコだから(笑)
評価は▲です。
4.マカヒキ
札幌記念では復活の兆しを感じましたが、天皇賞を見る限り、厳しいようです。３歳時以降勝ちがなく、早熟だったと思われますね。ここは無事に走ってくれたら。
5.パフォーマプロミス
今年になってG2を２つ勝ち、穴っぽい雰囲気があります。G1では実績不足なのですが、今の中山の馬場状態から速い時計勝負は無さそうだし、ヒモ穴評価はできるかと。
評価は△です。
6.サトノダイヤモンド
京都大賞典を勝ち、JCの黄金ローテーションで乗り込んだものの速すぎた勝ちタイムに力尽きた感。衰えは否めません。海外遠征が裏目に出たタイプですね。引退レース、無理せずに。
7.サウンズオブアース
全盛期に勝ち切れなかった悲劇の馬。G1に拘らず使っていけばステイゴールドになれたかもですが、最後の一戦を無事に走って欲しい。
8.ブラストワンピース
いつも人気、実力もある。G1では今のところ人気先行…しかし世代レベルを考えても、有馬記念で来てもまったく驚けない馬です。同じ勝負服のシルクジャスティスを重ねて見ている人も多いのでは。好枠だし、積極的に行くのだ！外回ったら届かんよ！
評価は○です。
9.リッジマン
血統と違って距離適正はありそうですが、ステイヤーズＳからの馬はまったく勝負にならず。同じ中山コースでもまったく別物と考えるべきかと。
10.ミッキースワロー
秋初戦のJCを終いの競馬に徹していたし、上がり最速で５着なら上等。セントライト記念勝ちにAJCCが２着。中山適正は高い。有馬記念の２着、３着で穴を空けるのはこのタイプ。G1を２着するのは職人芸の横山典騎手に期待です。
評価は△です。
11.ミッキーロケット
G1ホース、天皇賞秋を５着。しかし出るつもりのJCを使えず、乗りなれた和田騎手が怪我で交代。宝塚記念と有馬記念の関連は高いのですが、ここは見送りです。
12.レイデオロ
古馬最強の評価は確実。またも騎手の都合だったようですが、正気のタイムではないJCを使わなかったのは正解だったかも。好位から４角先頭で突き放す競馬で、厩舎の先輩シンボリクリスエスやゼンノロブロイを彷彿させる完璧なレースで締めてもらいたい！
評価は◎です。
13.スマートレイアー
いつも健気に一生懸命追い込みますよね…もう引退させてあげませんか？とにかく無事に走って。
14.キセキ
この馬には１番悩みましたね。JCであれだけのレースをしたのは地力強化の証拠。それだけに反動が心配になります。追い切りを見る限り好調キープに見えますが、やはり疲れがあるかと。外枠も含めて、思い切って無印です。
15.シュヴァルグラン
秋は京都大賞典を負け、予定通りのJCも凄まじいタイムレースに対応できず。昨年もボウマン騎手で有馬記念に臨むも３着。中山向きには見えません。来年も走ると聞いてますし、無理はしないのでは。
16.サクラアンプルール
７歳までG1連対なし。２着、３着はあるかもですが、大外で展開も向くかどうか…無印です。
というわけですが、馬券はレイデオロ１着固定で三連単になりますかね。パドックで見て予想変える可能性もあります
では全馬無事に、素晴らしいレースを見せてください！