でも有馬記念を当てたという事実が来年に繋がるのです!うん!
レースはすごい内容で、各馬が力を出し切り、騎手が極限の駆け引きを見せてくれて、大満足でした

さて、昨日の中山競馬場は多くの人が来場しました。写真の神社はハズレ馬券回収箱を兼ねていますが、祀られている「ターフィー君」の裏設定をご存知でしょうか?
それは悲しい運命を辿った一頭の馬の、流転のお話。
ある牧場に一頭のサラブレッドが誕生しました。

期待の良血だった彼は、順調に成長し、注目を集めるようになります。
周囲の人から毎日「これは凄い馬になる」「三冠馬も夢じゃない」と話しかけられた彼は、その期待と責任を感じるようになっていきました。
ある日、彼は気付いたのです。
いつも世話をしてくれる人の言葉を理解している自分に。
「レース」「騎手」「クラシック」などの意味を理解した彼。馬仲間は言葉がわからない。自分は選ばれたサラブレッドなんだ、人間の言う通りにしていればずっと大事にしてくれる、頑張れば大好きな人たちと一緒に居られる、走って期待に応えるんだ…。
そしてデビュー戦を圧倒的一番人気で迎えた彼は、意気揚々とレースに臨みました。
騎手の指示に従い、最後の直線でラストスパートをかけた彼の脚に激しい痛みが走りました。
転倒し、意識を失った彼は、2度と目を覚ますことはありませんでした…。
しかし彼は目が覚めました。
目の前には神様がいます。
「不憫な馬よ、もう一度この世に甦るが良い」
そして彼は復活したのです!

生まれ変わった彼の名は「ターフィー君」。
リアル版はこちら。

お役目はJRAのマスコットキャラ。
にも関わらず、そのヤバゲな見た目から子供には泣かれ、グッズは売れず、JRAも高い金をかけてデザイナーに頼んだので安直に交代するわけにもいかず、悶々とした日々を送っていました。
「もう一度チャンスをやろう」
神様が言いました。
そして再びリボーンした彼の姿がこちら。

○ンリオキャラのような愛らしい姿となった彼は、ついにマスコットキャラとしての地位を確立したのです。
こうして、名も無きサラブレッドの一頭として馬頭観音に合祀されるはずだった彼は、マスコットキャラとして
もちろんジョークです