仕事で外からワンセグで見るしかなかったのですが、あまりに凄い試合内容に思わず声が出ました。
世間の見方としては「長谷川選手最後の挑戦」という空気であり、オイラ自身もそう思っていました。ほとんど玉砕に近い感じだったように思います。
連続防衛に失敗したあとは明らかに打たれ弱くなったこと、交わして打つボクシングがなかなかできなくなってきたこと…世界の頂点に居続けることがどれだけ大変なことか素人にはわかりませんが、加齢や精神面など様々な要因があったのでしょう。
今回の「挑戦」を『負ければ引退』と試合前から言う姿を見て、本当に最後なのだと感じていました。
若いチャンピオンに圧されながらも交わしてカウンターを当て、勝負を決めたあの激しい打ち合いも自身がアッパーを喰らってロープを背負ってからの反撃。
ぐらついた相手に畳み掛けたチャンピオンは当然の試合運びですが、劣勢の中で相手の大振りを見逃さずにカウンターを当てまくった長谷川選手。
老獪な中に溢れる闘志、不屈の精神。若い頃の長谷川穂積とは違うものの、今の最高の力でもぎ取ったチャンピオンベルトでした。
本当にごめんなさい！
全力で謝罪させてください！
ウィラポンを一撃で沈めた神戸市体育館での試合を生で観戦して以来、長谷川選手をずっと応援してきたつもりでしたが、貴方の「挑戦」を最後まで信じられなかった自分を激しく後悔です。
このあとはどうするか明言されませんでしたが、一試合でも多く試合を見せて欲しいと思いますが…身体を壊さないように、自身の納得行くまで「挑戦」を続けてください。応援してます！