「いい」失敗はOK
今日、コーチをしている少年野球の公式戦があり、
初戦、勝ちました。
試合前、私は子どもたちに必ず言うことがあります。
それは、
「いい失敗は、ドンドンやっていいぞ」ってこと。
いい失敗とは、積極的であったり主体的にやって失敗すること。
悪い失敗とは、消極的とか、受動的でやる失敗。
例えば、多少のボール球でも、力いっぱい振って、三振は、いい失敗。
弱気になっての見逃し三振は、悪い失敗。
捕れると思ってつっこんできて、後ろにそらすのは、いい失敗。
ボールを怖がって、後ろにそらすのは、悪い失敗。
行けるかもと思って次の塁を狙い、タッチアウトになるのは、いい失敗。
ボーとしていて、牽制球でアウトになるのは、悪い失敗。
今日も、勝ったとは言え、「いい」失敗がいくつもありました。
「ちょっと暴走かも」という走塁があって、あえなくホームでタッチアウト。
「何やってんだよ!」
「今、突っ込む場面じゃないだろ!」と、その子に怒鳴っている大人の声がしました。
私は「いいぞ、その姿勢」
「でもアウトだったな。ならばもう一歩早く走れるよう、今度練習しようぜ」
と、その子に言いました。
どっちがいいのかわかりませんが、
私は絶対に後者です。
だって、今まで次の塁を狙うようなことが無かった子が、
多分、初めて「難しいかもしれないが」と思いながら、
積極的に突っ込んでいったのだから。
成長するには、いい失敗を何度も経験し、
そこから反省とか、もっとがんばろうとか、が生まれる。
失敗しない人には、成長はありません。
エンジョイPapa