なんだろう・・・④ | FTmanのブログ

なんだろう・・・④

怒りも冷めやらぬまま翌日の葬儀に参列し


ご両親にご挨拶をする ご両親は毅然とした態度で


オレ達にたいし「ありがとう」と一言


ご両親のこの姿勢に 自分はなんて小さな人間なんだ!?と


恥ずかしさを感じながらも やはり許せなかった


大切な親友を奪い ご両親を苦しめ 「わからなかった」で すまされるのか!?


否!!許せないのではなく憎悪・・・


グッと拳を握り締め 爆発しそうになる自分をおさえるのに必死だった


そんななかでも当然 葬儀は進んでいく


スピーカーからながれるアナウンス


「最後のお別れになります」


棺の横に立ち 安らかな面持ちで眠る親友を見て 全てが吹き飛んだ


なんでこんなに綺麗なんだ?苦しかったんじゃないのか?


その顔は昨日とは違い より高貴で崇高なものに見えた


すまなかった オレは なんて汚い命で 最後のお前を見送ろうとしてたんだろう


そう思うと いままでこらえていた涙がドッとあふれてきた


気がつくと 握り締めた拳には血が滲み 膝はガクガクと震え


よく立っていたものだと思うほど 全身を硬直させていたようだった


ひとしきり泣き 最後のお別れというよりも 今日までの報告をした


そして最後に


「お前のぶんまで 精一杯生きるからな!!」


そう告げて 葬儀は終了した


ご両親のお心で火葬場までお供させていただき


骨をひろうことができた


大きな声で笑いあい 小さいながらも大きな夢を語った親友は


無数の小さな白い塊へと変わっていた


もうその時は 怒りも憎悪も恥ずかしさもなにもなかった


オレの心にあったのは 最後に告げた言葉


「お前のぶんまで 精一杯生きるからな!!」


ただこれのみ その決意と夢、希望を真っ直ぐに見据えた自分だった