入院 | マクラメ編と美味しい食卓

マクラメ編と美味しい食卓

Wokini.マクラメ作家のMaruです。秩父の武甲山の麓にてマクラメアクセサリーを制作しながら、農業の勉強の勉強中。大地に触れることで日々地球との繋がりを感じインスピレーションを貰いながら制作しています。

今日からまた東京で仕事だ。

一日目

夕方から

3年ぐらいごひいきにしてもらっている

障害者の息子さんが居るお宅にてお食事を作るお仕事。

 

1時間程度で6品程作っている

 

引っ越しても

とても良くしてくれるおうちなので

少ない時間でも続けていきたいなーと思って

国立に帰ってくるときに抱合せで組み込んでいる仕事の一つだ

 

今日はここのうちで飼っている犬の「モカ」ちゃんが

僕が来ることで異常なくらい喜ぶので

お母さんが「もーまるさんが来るとほんとこの子大騒ぎなんだから~」という

 

以前飼っていた「ファンファン」を思い出すような騒ぎ方だから

憎めないくらい可愛い。

 

家中駆け回って

大運動会になる

 

 

今日はこの前のジャガイモ掘りでのじゃがいもを少々お土産にし

ポテトフライ

後は、どちらかというとお酒のつまみみたいなおかずだ。

 

 

ここの仕事が終わって病院へ

 

先日・・・

オヤジがぶっ倒れて緊急入院になった。

 

現在立川病院に入院中なので

仕事後

秩父の延命水をもって

お見舞いにいった。

 

全く自業自得ともいえる。

 

半年前まで通っていた病院に行かなくなった

行っても治らないしお金がかかって大変だからと言っておふくろが反対しても

行くのをやめたそうだ・・・

 

なんの病気かといえば「糖尿」だ

 

病院に行っている間は

あれこれ薬を10種類近く飲んでいた

 

糖尿といえばもちろん食の偏り

そして

頑固な人がなるという

 

病院に行かなければ

みるみるうちに顔や体がむくんで

アンパンマンのようだった。

 

あまりに見かねて

僕がよく行くメタトロンに予約して連れて行った。

 

メタトロンは波動で体の中を精密に検査してくれるものだが

今はまだ日本では医療として認められておらず

しかし

海外では医療として当たり前のように使われているそうで

NASAが開発した

宇宙飛行士が宇宙に行くために使う検査機械なので

すごく体のことが精密に分かる

 

病院に行かないのなら

色々食の偏りや

体がどうなってしまってるか

詳しく説明してもらおうかと思った

 

そのメタトロンに行き検査が始まって

 

先生からズバズバ当たり前のことを指摘されているタイミングで

急に目が白目になって椅子から滑るように崩れていった。

 

あーやっぱり・・・

そう思っている自分もいて

僕自身もものすごく冷静にその瞬間を眺めている自分もいた

 

先生>

「あ~・・・低血糖だな・・・。ちょうど良かったと思うよ。これで病院行かざる得ないから救急車呼んだほうがいいよ。

言うこと聞かないんだから、しばらく入院させたほうがいいよ」

 

 

と、あっさり冷静な判断にそのまま救急車を呼ぶことになった。

 

全く情けないったらありゃしない・・・。

 

そんなわけで

月曜に緊急入院

 

病院では

よくここまでほっときましたね!と指摘され

輸血と糖尿がひどくなってしまったので

透析をすることになってしまった・・・。

 

透析になるまでほっとくのも無理もない

 

実家に保険所を取りに行くとおやじの部屋には

ビールやらコーラやらのカラ瓶が転がっていた・・・

 

死にたかったとしか思えない

 

おふくろの心が離れてしまって

息子は家族に無関心

僕はもう実家を離れ

娘が息子になってしまって

 

おやじの姉も先日ガンで亡くなった

そんな彼の周りでの出来事にもう未来に希望がなくなったのだろうか?

 

死んでやろうとでも思ったのだろうか・・・?

 

複雑な思いのまま数日が過ぎ

言いたいことも山ほどあった

 

部屋に入ると

食事を終えたばかりで

少し顔色が良い

 

まん丸になった顔が少しスリムになぅった様子だった

 

攻撃してしまいそうな自分の心を抑えて行ったのだが

 

もう今までの生活の自分でいることを変えるように話したい

そう思い

核心にせまる話をし出すと

「あ~・・・少し疲れてきたから横になろうかな・・・」

と話が途切れてしまい

 

自分の弱みをつつかれるのが嫌なのだろう・・・

 

この世代の人間は頑固だししょうがないよと

仲間は言うけど

 

こういう現実逃避する親の当事者になってみて

 

その度

やな気持ちになってしまう・・・。

 

 

「のりこと一緒にいるあの子は?長崎に帰らないのか?」

 

相方よしさんのことを言っているのだろう・・・

 

長崎という故郷の場所を覚えられて

いつまでたってもよしさんの名前を覚えていない

 

 

名前を出したくないのだろうし、付き合っていることを認めたくないのだろう

 

帰るって・・・

帰る意味がわからない

 

 

 

相変わらず僕の名前をのり子と呼ぶし

この野郎と心の中でつぶやいている自分の中のトゲ

 

全然現実を受け止めようとしない

心のあり方に

また複雑な気持ちのまま

面会時間だけが過ぎて

 

そのまま布団をかぶって床についたオヤジを後に

 

そんなもやもやしたまま病院を出て

ナナイロハウスのメンバーのうちへ

パソコンを開き

FBを覗くと

癌を患ったお父さんへのことが書かれた友人の投稿がトップに上がっていた

そこには

 

父への想いは、敬愛。父ほど優しい人に出会ったことはない。

 

そんな言葉が記されていた

 

このもやもやとは違う父への思い

親とのコミニケーションて本当に大事だと思う

 

親との愛情が僕には感じなかった

本人は愛情をかけたつもりだっただろうけど

愛情のかけ方が幼い僕には苦しかった

 

色々複雑と怒りとがありすぎて

 

だから僕は外に魂の家族を求めてしまうのだろう・・・

 

愛着障害っていう障害がある

最近パートナーの口から聞いた障害の名前

 

そんな心の障害があるのだなと

症状を聞いているうちに自分自身に納得する

 

人間誰しものテーマだと思う「愛」のテーマ

 

 

現実の僕自身に向き合ってくれない父

引きこもりで傷つきたくないから話を聞かない父

言葉が下手なので人を傷付ける発言をする父

頑固な父

 

それに巻き込まれる度に傷つく僕

家族愛ってなんだろな・・・

 

家族愛についてが

僕の人生のテーマなのかもしれないな・・・。

 

 

そんなこんなの複雑な夜を過ごした今日

 

明日から2日間WSした後

日曜日はスローマルシェでの出店

 

これはオーダー作品。

なんとか期日に間に合った

 

1年ほど前にオーダーをしてくれた仙台のお客様から

再度違いものをオーダーしてもらったもの

 

今日までに仕上げたかったので

おやじの急な出来事に

予定も変わってしまったので間に合うか心配だったが

なんとか間に合わせることができてよかった・・・

 

娘さんの旦那さんにプレゼントするんだとか・・・

 

ありがたい

 

これも愛だね・・・