ロックなナンバーには、
シンプルで素晴らしい名曲が多いのですが、
その反面なかなかジャムスタンダードにはなりずらい傾向があります。
なぜかというと、
決まったリフや決まったアレンジなど、
これじゃなきゃこの曲じゃない!
という決まりごとが多い曲、もしくはそういう文化が強いからです。
でも、今回オススメのロングトレインランニングは、
冒頭の印象的なリフはあれど、シンプルなものだし、
それ以外は派手に崩してもOK!
サザンロックの雄、「ドゥービーブラザーズ」のヒットナンバーの一つですが、
そんなサザンロック特有のおおらかさがあるので、
見事にジャムスタンダードナンバーとしてプレイされ続けています。
コピーバンドしかやったことのなかった人には、
この曲でのセッションは新鮮で楽しくてしょうがない!
そんなロック畑から生まれた素晴らしいジャムスタンダードナンバーです。
プレイ上の特徴としては、
冒頭に印象的なギターリフがあるということ以外は、
延々とマイナーのブルース進行を回すだけ。
細かいことを言うと、
いわゆるオーソドックスなマイナーブルース進行より
ほんの少しチェンジがあるのですが、
それも初見で問題なくいける程度のコードチェンジ。
基本マイナーのブルースと捉えて問題ない内容です。
このへんのシンプルなコード進行も、
ジャムスタンダードになった大きな要因の一つでしょう。
ロックなリフに、自由なコード進行!
これぞ、アドリブするために生まれたような
見事なセッション的名曲です。
グレイテスト・ヒッツ/ドゥービー・ブラザーズ

¥2,520
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ロックファンも、そうじゃない人も、
是非この機会にチェックしてみてくださいね。