過去に私がお邪魔したコールセンターには、
それぞれスーパーバイザー(SV)と呼ばれる営業管理職の方がいらっしゃいます。

様々なタイプのスーパーバイザーがいらっしゃいます。
 オペレーターを威嚇し、ホワイトボードを拳で叩き竹刀を携帯するスーパーバイザー。
 オペレーターから様々な相談を受けるスーパーバイザー。
 オペレーターの『お世話係(雑用係)』になっているスーパーバイザー。
 オペレーターに嫌われ、陰口の対象となっているスーパーバイザー。 etc


どれが良くてどれが悪いということではありません。
大事なのは、『オペレーターを尊敬できるスーパーバイザーであるかどうか』です。
と私が考えるに至った経験談をご紹介します。



私がテレマーケティング営業を始めて間もないころです。
とある企業様から『Yahoo!BBというADSLサービスを
テレマーケティング営業で契約獲得してほしい』という依頼を受けます。
今でこそ、通信系商材のテレマーケティング営業は悪評高く、
いろんな意味で有名ですが、当時は
『テレマーケティング営業だけで通信系サービスの契約なんかとれるのか?』
という時代。

まず私に与えられたのは事務所の片隅にある長机1本と
1980円の電話機が4台、アルバイト契約のオペレーター3名の採用枠。

法人向けレンタルサーバーの一営業マンとして多少良い営業成績をおさめた
いうだけで、当時の私には個人客に対する営業経験も、テレマーケティング営業の
スーパーバイザーの経験はもちろん、オペレーターとしての経験もありません。

アルバイトスタッフの面接をこなす傍ら、分厚いタウンページをコールリストにして
あ行から順番に電話をかけながら営業トークマニュアル作成の思考錯誤から
はじまります。
しかし、Yahoo!BBというサービスの知識も不十分な為、
当然「獲れる営業トークマニュアル」が完成することもない状況のまま、
ついにオペレーター3名が入社!
唯一の幸運は、化粧品販売のテレマーケィング営業経験者が2名に
金融業界の督促業務経験者が1名と、皆さん経験者であることです。

当時の私は20代前半。対するオペレーターは30代×1名+推定40代後半×2名
若造の自分が年上の部下を持ち、一体何ができるのか?
どんな接し方をすればよいのか?
そしていかにしてテレマーケティング営業という業務を成功させればよいのか?
という不安からのスタート。

しかしながら、「スピードが勝負!普通の会社の3倍のスピードで仕事しろ!」
というのが口癖のヤクザ社長の下、深刻に悩んで立ち止まっている暇もなく、
あれよあれよと流れに流された結果、3名からスタートしたコールセンターは
3ヶ月後には10名に、それから3ヶ月後には30名に、それから1年後には
常時50名体制の営業部隊に!
気がつけば、私の部下にはスーパーバイザー候補の営業マンが7名と
オペレーターとして勤務するアルバイトスタッフが100名余り。




一体何があったのか?