~コールセンターの営業成績は肌で感じることができる!(前編)より続きます~
営業成績を上げるためにスーパーバイザーがオペレーターに対して最も配慮すべきことは
「いかにオペレーターが集中力を保てるコールセンター(緊張感を保てる環境)を提供するか?」
ということになりますが、オペレーターが集中力を保てるコールセンターとはどうやって創り上げるのか?
私なりに見つけた結論をお話させていただきますと
「コールは楽しく!頑張りすぎない!営業成績はチームプレイで達成する!」ということでした。
数字に追われ焦り空回り気味の営業マンと、コンスタントに数字を挙げ続けて気持ちの安定している
営業マンでは同じ商品を全く同じトークでお客様に提案したとしても、圧倒的に後者の方が
良い結果がでるものです。
これは、数字に追われ焦り空回り気味の営業マンからは「なんとしても営業成績あげてやるぅ~」
という強迫されているような感覚を受けるお客様が多いのに対し、
コンスタントに数字を挙げ続けて気持ちの安定している営業マンからは、
自信に溢れた余裕さえあるオーラを感じ取り
「この営業マンがすすめる商品ならば間違いないだろう」と考えることが多いからですね。
顔の見えない声だけのテレマーケティング営業でも全く同じことがいえます。
むしろ顔が見えない分、声のみの方がお客様の積極的な想像をかきたてる分、
オペレーターの感情がお客様に伝わりやすくより注意が必要といえるでしょう。
過去に私が出会ったスーパーバイザーの皆様、オペレーターのモチベーション管理には
いろんな苦労をされていたようです。
よく見かける方法が、「○△▼※□×■~~っ!!」と営業成績の上がらないオペレーターに対して
スーパーバイザーが吠えるというものですが、これはとてもリスクの高く、最も難しい方法だと考えます。
私が知る限り、成功事例よりも失敗事例の方が圧倒的に多い!
そりゃそうですね…営業成績の悪いオペレーター(営業マン)に叱責を与えたら、
普通はまず萎縮して焦りますから。
そして、焦り→空回り
営業成績に対する叱責はあくまで、オペレーター(営業マン)に
数字に対する責任感を植えつけるためだけのものです。
その後、いかに自分のモチベーションを上げ上げの状態に保ちながら尚且つ空回りせず
落ち着いた営業をするか…という自己コントロール能力が、個人の営業能力と呼ばれるものと
イコールであると私は考えていますが、
それが本能的に(他社の力を借りずに)できる営業マンはほんの一握りにしかすぎません。
外回りの営業マンの育成は経験と学習を積み重ねることが何よりの方法ですが、
オペレーターの育成はコールセンターという特殊な環境を利用したチームプレイが手っ取り早かったんですね。
具体的には
①個人としての目標とは別にチームとしての目標(報奨金制度など)を導入する
②チーム全体の営業成績をリアルタイムに告知する
③コールセンター全体のモチベーションが良好でない場合は、潔くコールを中断し気分をいれかえた後に
コールを再開する
…といったところでしょうか?
営業成績の良いオペレーターは自分に自信を持ち、素晴らしいトークをコールセンターで実演してくれます。
営業成績の悪いオペレーターは成績の良いオペレーターのトークを間近に聞き、
自分のものにしようと常時盗む努力をします。
スーパーバイザーは時には「数字が足りない!」と叱責することもありますが、
「みんなの力ならば絶対にできる!みんなで頑張ろう!」とオペレーター達をはげまします。
チームとしての結束力を感じたオペレーター達は自己の営業成績のみならず、
チームとしての営業成績を自然と意識しはじめます。
そして営業成績の良いオペレーターが悪いオペレーターの指導を自らすすんで行うようになり
営業成績の悪かったオペレーターは次第にその成績を上げて行きます。
まさしくチームプレイ
「サッカーは、チームプレーである」ということを理念とした岡田ジャパンはW杯で
周囲の期待以上の成果を上げました。
「○○は、チームプレーである」というのはどんなビジネスにでも活用できる理念だと
私は考えますが、皆さんはどうでしょう?