~営業管理職(スーパーバイザー)はオペレーターよりえらいのか?(前編)より続きます~



何の経験も力も持たない若造(私)が1年半で3名のコールセンターを
50名体制にできた理由。


それはたくさんのオペレーターが私をスーパーバイザーとして
育ててくれたおかげです。


右も左もわからない私に何をすべきかを最初に教えてくれたのは
営業コールセンター開設当社に入社した3名のオペレーター。
スーパーバイザーの仕事が営業管理業務ならば、オペレーターの仕事は
電話によるお客様とのコミュニケーション。

オペレーターは決裁者と対話する為にどのようなトークで接するべきか、
一本の電話を終える度に悩み苦しみます。
ADSLってなんだ?とちんぷんかんぷんなお客様とはなんとなく的を得ない
あやふやな会話のまま終話し、営業どころではありません。
通信系サービスに詳しいお客様からは様々な(ちょっと意地悪な?)
質問を受け、
的確な答えを返せないまま己の無知を知り、悔しさを感じるだけで
やはり営業するまでに至らない。

目的(テレマーケティング営業での申し込み獲得)の為には、具体的にどんな
トークが必要なのか、常に悩み答えをオペレーターは求め続けます。
その場にいる誰よりも無知で無力な私にできることは3名のオペレーターの
声を聞くことだけ。
「ADSLとISDNってどう違うんですか?」
「お客様にプロバイダーはどこって聞かれたんですが
なんて答えればいいんですか?」
「このエリアのNTT局社はADSL使えないっていわれたんですけど
本当に使えないんですか?」

スーパーバイザーである私にできることはオペレーターの質問に答えるために
知識をむさぼり勉強することだけ。
オペレーターからの質問は絶えることはありません。
経験をつめばつむほど、質問の内容はより深くなっていきます。

「○○のADSLはもっと安いと言われたが本当?
Yahooの方が絶対安いはずなんだけどどう説明すべきか?」
「いろんな代理店からYahoo!BBの案内の連絡がくる、もううるさいから
営業電話をかけてこないでといわれる。どう答えるべきか?」
「光ファイバーがもうすぐ開通するからADSLは必要ないと言われる、
どう切り返したらいいか?」
「さんざん商品説明を繰り返ししたけれど、なぜかYesといわないお客様がいる。
なにが足りないのかわからないのでロープレしてほしい」

テレマーケティング営業で結果を出す為にはどんな知識が必要で
何をすべきなのか、すべては現場で闘うオペレーターが教えてくれます。
いろんなトークが産まれては営業トークマニュアルに追加され、
さらにより良い営業トークマニュアルを作成する為にいろんな声を引き出し
営業トークマニュアルはどんどん進化します。

気がつくと、「獲れる営業トークマニュアル」がそこにありました。

彼女たちに教わったのは営業トークマニュアルだけではありません。
コールリストの活用方法、報奨金の設定、コール時間割の設定、
そしてオペレーターのモチベーション管理方法など。
より利益の上がるコールセンターを創り上げるために必要なものは
すべてオペレーターの声から産まれます。


『コールセンターの主役はオペレーターであり、
スーパーバイザーはホスト役にすぎない』


スーパーバイザーの皆さんはまずはオペレーターの声を聞いてください。
オペレーターが今必要としているものは何か、一緒に悩み考えてください。
そしてオペレーターの不安を解消する為に、
誰よりも走り回る努力ができるスーパーバイザーでいてください。

オペレーターが輝く為にスーパーバイザーが走りまわっていれば、
結果は後から必ずついてくる!

…と私は信じていますが、皆さんはどうですか?