10月に入りましたけれども、相変わらず暑い日が続いていますね、、

秋というよりは夏の延長線といったところでしょうか、、、

 

個人的な勝手なイメージですが、

秋よりも晩夏が好きで、夏の終りの哀愁漂う夕暮れとかが好きだったりします。

 

おそらくですが

小さい頃の思い出が影響しているのではないかと思いますが、

「小さい秋みつけた」という童謡のメロディが幼い自分にはどうも暗く感じてしまい、

そのタイトルとイメージが大人になった今でも続いているようです。

 

一方、晩夏はというと

キッズ・ウォーの主題歌の「secret base/zone」のイメージが強くて

切ない曲調と夏の楽しい思い出を振り返るイメージを引きずっているようです。

 

 

人の感性やイメージは幼い頃に形成されていつまでも持ち続けるものなんだなぁ、、、と

何様目線かわからない感想を抱いていました、、、笑

 

だからこそ、教育(家庭や学校・社会全体などすべて)がどれほど大切な重要な役割か

ということもしみじみ感じたり。

 

 

さて、本題ですが、今日、ご紹介する本は

 

『楽観論』古市憲寿

 

 

 

メディアにもよく出演してらっしゃる古市さんの著書です。

中身はエッセイを集めた内容になっており、自分の気になるテーマを

好きなように選んで読める形式となっております。

 

いろんなことに絶望して批判することって、とても簡単なことだと表紙にも書いてありますが

まず、そこに気付かされたことが大きく、

この本に興味を持ちました。

 

 

人はどうなるかわからないことに対してはものすごい不安を感じるものです。

その不安に対する一つの結論が、「絶望」することではないでしょうか。

 

「日本はもうだめでしょ」とか「嫌なあいつのことはどうしようもない」とか

このような世情の中では厳しいことが多く悲観的になることが多いかと思います。

しかし、悲観的になっていては何もいいことがないですよね。

 

そんな出だしからこの本は始まります。

 

古市さんらしい、ものの書き方・語り口調からいろんな題材を取り上げています。

 

 

個人的に響いた部分を是非、ご紹介させていただきたく、2つほど勝手に述べていきますと、、、

 

ひとつめは

「昔話は未来を語る補助線」という項目の中のことです。

内容の結論については

今後のことを考えるうえで、過去の知識や経験は補助的な意味で役に立つので、上手く使いましょうね。

とのこと(という風に解釈しております)

 

この結論とは別の部分ですが、

「未来で評価される人が若者、現実で評価される人が大人、過去で評価される人が老人」

との言葉が記されていました。

 

自分も過去の良い思い出を後輩とかに語りたいという衝動が芽生えることもありますが、

「老害」という風に思われるのではないかと思い控えてきましたが、

余計に気をつけなければならないと感じました。

実年齢関係なく、この言葉によって人の内面の年齢がわかるような気がします。

 

老人が悪いとか大人がいいとかそういうわけではなく、

その人に見合っていない立場になってしまうことほど、惨めなことはないかなと。

 

えらそうに過去の栄光を語っているオジサンとか

気持ち良いのは本人だけで他の人はうんざりしますよね。

 

現役世代と呼ばれる立ち位置にいる以上は

若者か大人でありたいと思います。

やっぱり実績(現実)を見て評価される大人はかっこいいですもんね!

 

 

ふたつめは

「北欧の幸福を支えるもの」という項目でのお話です。

世界の幸福度ランキングでいつも上位には北欧地域の国々が名前を連ねています。

著者の古市さんは北欧への留学経験があるそうですが、そこで見た町並みは

日本の田舎のような感じで、ショッピングモールがところどころにあり、

その上、休日はどこもお店が空いてなくて、ホームパーティーくらいしかやることがないそうです。

 

日本で生活している自分からすると「特別楽しいという感じはしないなぁ」と思いながら読んでいました。

でも決定的に違うところは「足るを知る者は富む」という考えがあるか否かです。

 

それが良いかどうかはその人自身の価値観によるものではありますが

人が生きていく上で、幸せになることはみんなが望んでいることですよね。

 

ではどこまで何をしたら満足しますか??ということが、この言葉の主旨です。

 

大金持ちや有名人って凡人からしたらすごく憧れますし、きっと幸せなんだろうなとおもいますが、当の本人はどうでしょうか。

意外にも忙しそうにバタバタしていたりと、必ずしも幸せそうというわけではないんですよね、、、

 

一番の違いは「足るを知る者は富む」ということです。

 

自分はどこまで行けば幸せかを把握し、それ以上を望まないということです。

どんなに富や名声を手に入れてもそれ以上を望んでしまうといつまで経っても幸せにはなれないものです。

ただ、間違えてほしくないことは、高みを目指してはいけないということではないということです。

 

あくまでも自分が満足する地点を認識しておくということです。

 

 

自分自身は20代でまだまだ上を見ても良い時期だとは思いますが、

いつかは「足るを知る」ことができるようになりたいですね。

 

 

 

この本を読んでみて、

改めて著名人の考え方はこれまでの自分にないものが多いなと感じました。

自分が本を読む最大の目的は「他人の考え方を知る」ことにあります。

自分に取り入れられるものがあれば実践しますし、

単に「面白いなこの人」という娯楽的な視点で読んでいることもあります。

 

自分ひとりの人生では経験し得ることができないことを

読書というもので擬似的に経験(に近い)ことができるのであれば

それはそれは楽しいことだと思います。

だからこそ飽きずに続けられているのかなと。

 

また、自分がどのように生きていくかということについても

よくよく考えさせられるものでした。

 

漠然とした方向性すら見いだせていない自分に若干焦りがあることも自覚し始めました。

もっとチャレンジングに生きるべきか

穏やかに生きるべきか。

それすらわからないです。

 

ただ、なんとなく思えてきたことは

とりあえず、今を一生懸命頑張ってみるか〜というくらいですかね。

 

頭の悪い自分には、未来を見通せる力がないことは自覚しました。

もしかしたら、「余計なことは考えるな」というメッセージかもしれないですね。

 

ということで文を考えるのもこの辺にします。

では、また!